見出し画像

井の頭公園の春 女神たちの花がかわいい

こんにちは。
いつも読んでくださり、ありがとうございます。

吉祥寺は桜が満開。そして旬のお花がたくさん咲いています。


上の写真は馬酔木(あせび)。
Googleの画像検索で名前を見つけて、お花に詳しい人たちに聞いたら合っていました。嬉しい。

検索ででてくるお花の名前は実際ちがうことも多くてちょっと困っていました(娘の「これなぁに?」に答えて、あとから困る)。けれど、それをきっかけにお花名人な知人たちと楽しいおしゃべりができることも。"まちがい"って結構楽しいかも、と思い始めています。


それにしても、馬が酔っ払う木…🌲。


とにかくかわいい


諸説ありますが、「有毒成分を含んでいる葉っぱを馬が食べるとお酒に酔ったみたいにふらふらする」というのが名前の由来のようです。

ほかには、「悪し実」からきているとの説も。


学名はPieris japonica。
ピエリスはギリシャ神話の女神(9人の姉妹らしい)。ジャポニカは、その花が日本の花であるということ。

実は、ピエリスとは学問や芸術の女神であり、別名ミューズ。ミューズは今、日本語でも使われる言葉ですね。


ロッソ・フィオレンティーノ『ピーエリデスの挑戦』、1520年
ピーエリデスはピエリスの複数形



9人の姉妹たちと聞いて、「わかるわかる!」と思いました。だって、まさに女神たちがしゃらしゃらと戯れているような雰囲気なの。



みぃも触りたくなるようなふわふわ感
そーーっと、ね




フランス語でアセビはandromède du Japonと呼び、こちらは後に星座となったギリシャ神話の王女アンドロメダのこと。


ギュスターヴ・ドレ『アンドロメダ』、1869年



お花の名前から物語を感じます。

もしアセビがミューズという名前だったら、発表会とか進級祝いに贈る定番になりそう(いや、毒性があるから贈るには向かないのかな)。

花言葉って、ワインソムリエの言葉の表現みたいに、知れば知るほど花が楽しくなる鍵なのかもしれません。


また、散歩道で出会ったお花の話、聞いてもらえたら嬉しいです🌷。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?