絵本の街 吉祥寺のこと
吉祥寺に住みはじめて15年。
初めの頃は翻訳ならなんでも引き受けていた私も、最近は絵本翻訳を中心に仕事をするようになりました。
プライベートでは赤ちゃん絵本に夢中です。
写真に写っている、ダンボの音の出る絵本は吉祥寺の古本屋さんで買ったもの。末広通り付近を歩いていたら、「洋書 一冊100〜300円」と書かれた木箱に吸い寄せられました。古本のんきという名のお店でした。
そう、吉祥寺はこんな出会いが似合う街。
絵本といえば、main tentのワクワクさせてくれる空間や…
百年の古い絵本のセレクトもすき。東急百貨店に面した窓や壁面を使った展示は、あたらしい出会いがあってドキドキします。
今年オープンした緑のゆびは、物語のなかの本屋のような存在感。Tistou les pouces vertsというフランスのお話から店名がつけられていて、開店当初から気になっていました。
絵本屋であるだけでなく、製本ワークショップや読み聞かせなどさまざまな角度から絵本の世界を楽しませてくれるお店です。
https://www.instagram.com/p/CXQhdZKFkrU/?igshid=YmMyMTA2M2Y=
ブックス・ルーエ2階の絵本コーナーは小さいのに1時間くらい選ぶのに時間がかかったりして、セレクトがいいんだなぁといつも思います。編集者さんと本屋さんがひそひそ話しているところに鉢合わせると、ソワソワします。
Nikitiki(ニキティキ)は、吉祥寺の老舗のおもちゃ屋さん。絵本屋ではないけれど、ここへ行くときは絵本の世界に行くような気分でいます。
そして、明日。
表参道にあったクレヨンハウスが、吉祥寺に移転オープンします。
絵本をはじめとしたショップであると同時に、オーガニックレストランでもあるクレヨンハウス。クリスマスディナーには2〜6才のコースもあるところが優しく沁みます。
娘と絵本を探しに行ったり、おいしい食材に出会うのがとても楽しみです。
…と、絵本に関連する場所を綴るととまらないくらい、吉祥寺が絵本の街に感じるこの頃。
私は翻訳を通して、絵本の世界の一助となれたらと思います。
Bonne lecture 🌝 ! ♡
本とともにたのしいじかんを。