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世界で輝く!造船所の営業職で日本と海外の架け橋に! 新潟造船㈱ 営業部 新潟営業グループ 入社2年目の仮名さんにWEBインタビュー!
造船所で働く職員に密着!中小造工会員造船所社員インタビュー企画第8弾!今回は、新潟造船㈱ 営業部 新潟営業グループ 入社2年目の仮名さんの生の声をお届けします。
福島県会津地方出身の仮名さん。2022年に新潟造船㈱に入社し、造船所の営業職を担う彼は海外でも大活躍!
入社2年目にして、日本と海外の架け橋になる彼の仕事とプライベートをお伝えします!
新潟県に魅了され、大学卒業後地元を離れて就職!
新潟市で暮らす今。
―――こんにちは!本日はインタビューにご協力いただきありがとうございます。今日はお話を伺えることを楽しみにしていました!どうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします!!
―――福島県のご出身とのことでしたが、現在はどちらにお住まいですか??
はい。今は、新潟市内のアパートに住んでいます。
新潟造船㈱は会社の近くに社宅もありますので、そちらを利用している人もいます。
―――新潟市内での生活や利便性について教えてください!
はい。新潟造船自体が、市内の中心地から近いので、スーパー、コンビニ、ドラックストアだけでなく、周りに何でもあってとても便利です。
気になる仮名さんの1日のルーティーンを教えてもらいました!!
<1日のルーティーン>
6:45 起床
身支度
7:15 自宅を出発
7:40 出社
8:00 ラジオ体操
8:10 朝礼
(1日の業務の確認等)
メールチェック
社内外との調整等
12:00 休憩(手作りのお弁当を食べる)
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13:00 休憩終了
13:00 午後の業務開始
お客様対応
打合せ等
17:00 定時
17:25 帰宅
夕飯作り
ジムで筋トレ、ゲーム、
23:30 就寝
仮名さんは営業部に所属し、修繕船を主にご担当されています。その中で、お客様のご要望に対応できるよう努めるだけでなく、案件ごとに社内外の方々と業務が円滑に進むよう細やかな調整を行われています。
月に1~2回程度出張に出られることもあるそうです。お休みは週休二日制。
繁忙期には残業することもあるそうですが、基本定時に退社されているとのこと。
お昼は手作り弁当!新潟造船では一食300~400円で食べられる食堂を利用される方もいるそうです。
―――お弁当がとっても美味しそう!休日はどのように過ごされていますか??
はい。大学の時にラクロスをやっていたので、大学のOBが集まっている社会人クラブのようなものに参加してラクロスをしたりジムに行ったりして体を動かしています。
あとは、彼女とおでかけをするのも楽しみの1つです。
冬はスノボーに行ったりもします!
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船のスケールの大きさに感動し入社!
最初は分からないことだらけ、でも乗り越えられる!
―――なぜ造船業を選ばれたのですか??
はい。大学が新潟県だったこともあり、過ごしやすい環境に惹かれて就職も新潟県でしようと考えていました。
就職活動をしていた頃は、特に業界は絞らずに金融系、教育系、商社系など色々な業種の会社説明会に参加しました。
その時に参加した企業の1つが新潟造船㈱でした。
今まであまり船を見る機会がなかったので、工場見学の時に見た船の迫力に圧倒されまして、スケールの大きなものをつくる仕事に魅力を感じ造船業界を選択しました。
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―――初めて、目の前で見る大きな船の迫力には感動しますよね!学生時代に船のことを学ぶ機会はあったのですか??
僕は福島県の出身なのですが、高校は地元の普通科の高校に通っていましたし、大学は新潟大学の経済学部でしたので、入社するまでは全く船について学んだことはありませんでした。
―――船については学ばれていなかったとのことですが、入社後に研修は受けられるのでしょうか?
入社後は、2カ月間くらい各部署を経験する機会があり、それぞれの業務内容を座学と実技で学びました。
座学では、船の建造方法や部署ごとの業務内容を教わり、実技では溶接や電線の配線作業なども経験しました。
―――入社して造船について学ばれて、初めて業務に携わった時はどのように感じましたか??
ん~(笑)やっぱり分からないことだらけだったので、お客様に迷惑をかけないようなんとか食らいついていこうという気持ちだったと思います!
―――今はどうですか??(笑)
今も、まだまだ知識は足りていないかと思いますが、お客様に可愛がってもらえるようにはなってきたのではないかと思ってはいます(笑)
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職場の同僚、先輩を一言で表すなら「相談しやすい」
社歴や年齢関係なく、しっかり話を聞いてくれる大先輩が大好きです。
―――現在の具体的な業務内容を教えてください。
はい。僕は修繕船の営業を担当しています。
業務内容は、修繕ドックの段取り、船主さんと工事内容についての調整・確認、見積書の作成、社内調整などがあります。
営業担当ではありますが、修繕船は基本的に定期需要があるので、ノルマがあって達成しなければいけない!というような営業はないですね。
―――入社されてから今までの中で、やりがいを感じるところと反対に大変なところを教えてください。
はい、数年スパンで造るような新造船にくらべて修繕は1回のドックが2週間から長くても1カ月という期間なので、より多くのお客様と仕事をする機会があります。お客様によって違う様々なご要望に対応できた時にはやりがいを感じます。
大変なところとしては、船は学生時代にも勉強してこなかった分野であるので、最初は乗組員さんの話や事務所で飛び交う専門用語が分かりませんでした。
本を読んだり、現場に行くようにしたりしながら知識を習得していくというところが頑張りどころではあると思います。
―――今までの業務の中での失敗談などもしあれば教えてください。
お客様にお越しいただく際に、事前に準備をしておいてと言われていたものを僕の勘違いで準備していなかったことがあり、そのお客様にご迷惑をおかけしてしまいました。
―――その時はどのように乗り越えられたのですか?
はい、正直に謝ったことで、お許しいただくことができました。
その時に、「正直に謝る」ということの大切さを学びました。
―――海外の案件にも携わられたとお聞きしたのですが、その時のことを詳しく教えてください!
はい。水産庁で使っていた船をインドネシア向けに改装して輸出するという案件がありまして、最初はメインで担当される大先輩のサポートをしていたのですが、途中から僕も同じ担当者として携わらせていただくことになりました。
現地での引渡しの際には、式典に参加するため1週間程インドネシアにも行かせてもらいました。
コミュニケーションは身振り手振りを交えて、学生の時に勉強した日常英語のレベルでしたが、一緒に行った大先輩がインドネシア語も英語も話せるのですごく助けてもらいました(笑)
ただ、滞在の最後の方には、インドネシアの現地関係者の方と二人で観光地を巡ってご飯に行くぐらい仲良くなることができました。
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―――その時の業務内容を教えてください。
引渡しの1カ月くらい前にはインドネシアから乗組員の方たちが20名程度日本にいらっしゃって実際に船を操縦するための習熟訓練などがありましたので、その際にはアテンドや衣食住の手配、日程調整もしました。
あとは、検査官との打ち合わせや工事内容の確認、社内の調整などですね。
アテンドをした際には、新潟県内で開催された花火大会を一緒に見に行ったことが今では良い思い出となっています。
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―――職場の同僚や先輩を一言で表すとどのような言葉になりますか??
「相談しやすい」ですかね。
僕はまだまだ年齢も社歴も浅いのですが、いつもしっかりと話を聞いてくれます。
困ったことを上司に相談すると改善のアドバイスをもらえますし、お客様に申し上げにくいことを代わりに話してくれたことなどもありました。また、海外案件を含め裁量を持たせてもらえますが、いつもしっかり見ていてくれて助けていただいています。
―――新潟造船㈱の社内制度の中であって良かったと思うものは何ですか??
福利厚生でいうと、安くて会社に近い寮や安くて美味しい食堂があるのはとても有難いですし、有給もすごくとりやすい環境であることは良かったです。
長期休暇も友達に驚かれるほど長く取れます。ゴールデンウィーク、お盆、年末年始はカレンダー通りの休日に合わせて会社としての休暇もあり、有給も利用して10日間程の長いお休みをもらうこともあります。
―――造船業界のおもしろいところは??
やっぱり、自分たちがやったことが目に見えるところですね。
新造船の出航日には多くの従業員が岸壁に集まって、汽笛とともに出航していく船に手を振りながら見送るのですが、その時はみんなで力を合わせてこの船を造り上げたということに感動し、本当に良い仕事だなと感じます。
―――新潟造船㈱の好きなところを教えてください!
頼りになる大先輩がたくさんいるところです!(笑)
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子どもの頃の夢は「レスキュー隊」
10年後は、造船博士を目指して!仕事の幅を広げていきたい。
―――少し質問が変わりますが、子どもの頃の夢は何でしたか??
子どもの頃の夢は、消防士の中でも人命救助が主なレスキュー隊になりたかったです。
―――では、10年後の夢は??
10年後の夢は、今は修繕船の担当をしているのですが新造船や設計の仕事もしてみたくて、船のことは何でも分かる人になってお客様からも社内の人からも頼られる人材になっていたいと思っています。
―――10年後が楽しみですね。また、全然質問が変わりますが、最近買った一番高いものを教えてください。
そうですね。最近引っ越しをしたばかりなので、高いものというと引っ越し資金ですかね(笑)
40万以上はかかりました(笑)
―――最近楽しかったことはありますか?
学生時代の先輩と一緒にタイやベトナムに旅行したことが楽しかったです!
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新潟造船㈱に入社して2年の仮名さんが
就職活動を振り返る!知見が広がる経験を。
―――就職活動の際に自身の学生時代の経験で役にたったことはありますか?
はい。僕は学生時代にずっと部活動をしていたのですが、その経験が就職活動の際も社会人になった今も生きていると思います。
高校までは剣道部でしたので、練習では礼儀作法であったりコミュニケーション能力、試合では戦術を考えたり試合に挑む心構えが身につきました。
大学ではラクロスをしていたのですが、顧問の先生がいなかったため、自分たち自身で考えて活動していました。学年に関わらず意見を言い合える環境でしたので、主体的に取り組む経験を積むことができました。
面接の際も部活動の経験は自己PRしましたね。
―――もし、今就活生だったら持っておきたいスキルや資格はありますか?
ん~基本的にPCを使って作業をしますので、PCに強ければもっと作業がはかどるんだろうなと思うことは時々ありますね。エクセルやワードだけでなく、配線やセキュリティのことについてもできていたら仕事でいかせたなと思います。
―――造船業に進み、新潟造船㈱に入社するということに対してご家族の反応はどうでしたか?
そうですね。僕の家族は造船業にあまり馴染みがなかったので少し心配はしていたのかな~とは思いますが、応援してくれていたと思います「がんばりなよ~!」という感じで。
入社後も、仕事についてよく話すので今は安心してくれていますね。
―――就職面接のときに、学生の時に注力したことについて聞かれることもあったかと思いますが、もし、もう一回その時期に戻れるとして、こういうことをしていたら更に厚みのあるエピソードになったなと考えることはありますか?
そうですね。海外旅行にもっと行っておけば良かったと思います。
僕は社会人になってから、仕事で初めてインドネシアに行かせてもらって、プライベートではタイやベトナムに旅行に行ったのですが、やっぱり海外に行くと知見が広がるので良い経験になっていると思っています。
なので、学生の時に海外での経験や新たな発見を蓄積しておけば、それを就職活動にも活かせていたのかなと思います。
今回インタビューに応じていただいた仮名さんですが、高いコミュニケーション能力と爽やかに話す勇姿が印象的でした!
当会のインタビュー企画第8弾にご協力頂き本当にありがとうございました。
「就活生へのメッセージ」もいただいていてます。
中小造工公式Instagramで見ることができますので、今まさに就職活動中の方、ぜひご覧ください!!
今回インタビューにご協力頂いた新潟造船㈱のHPはこちら↓
当会のHPはこちら↓