金融業界から転職し造船所へ。㈱三浦造船所 総務部経理課 入社3年目の濵﨑さんにWEBインタビュー!
造船所で働く職員に密着!中小造工会員造船所社員インタビュー企画第5弾!第5回目は、㈱三浦造船所 総務部 経理課 濵﨑さんへWEBインタビュー。
大分県佐伯市出身の濵﨑さん、高校卒業後は臼杵市内の金融業界へ就職。その後、地元佐伯への転職を決意し盛んな地域産業である造船業界へ。
総務部長と二人三脚で経理業務を担い、縁の下の力持ちとして活躍されています。今回も、㈱三浦造船所でのお仕事と濵﨑さんの素顔に迫ります!!
金融業界から造船業界へ!地元での就職でプライベートも充実。
―――本日はインタビューにご協力頂きありがとうございます。今日はざっくばらんにお話できたらと思いますのでよろしくお願いします。
はい!よろしくお願いします!!
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笑顔が愛らしくとっても気さくで親しみやすい雰囲気の濵﨑さん。
趣味は、ショッピング!
宝ものは、お家で飼っている猫のミアちゃんとレモンちゃん。元々は保護猫だった2匹の猫ちゃんを引き取り一緒に暮らすように。
大好きなミアちゃんとレモンちゃんと過ごす時間が最高に癒されるそうです。
特技は字を書くこと。小さい頃から書道を習っていたのだとか。
―――早速ですが、大分県のご出身ということですが、現在はどちらにお住まいですか?
今も変わらず佐伯市の実家で暮らしています。猫を飼っていることもあり、一緒に過ごしたいので一人暮らしは今のところ考えてないです。
―――佐伯市の魅力はどんなところだと思いますか??
そうですね。住みやすい街だと思います。
移動は車なのですが、交通量もそんなに多くないのとスーパーとかも結構たくさんあって。
洋服とか欲しいものがあっても、車で1時間くらい行くとほとんどのものは手に入るので、生活する上で困ったことはないですね。
―――休日はいつも何されていますか??
休日は、友だちと出かけたりおばあちゃん家に遊びに行ったり、家の掃除をしたりしています(笑)
この間は、友だちと一緒に熊本県のすごく景色の綺麗な場所があるので、そこにお散歩しに行きました!
プライベートも充実している濵﨑さんの1日のルーティーンを教えてもらいました。
<1日のルーティーン>
6:30 起床
7:10 出発
7:30 出社
朝の準備(アナウンス・洗濯・神棚の準備)
8:00 メール確認
来客準備
経理業務
12:00~13:00 お昼休憩
(お母さんの手作り弁当か、会社でお弁当を注文)
13:00 経理業務
来客対応
備品管理
メール対応
17:00 退社
17:30 帰宅
(友達と出かけたり、お家でゆったりと過ごす)
24:00 までに就寝
朝のアナウンスでは、安全面への呼びかけや、行事に向けての声掛けなどをされているそう。
㈱三浦造船所で注文できるお弁当は一食500円~600円!お手頃価格でお腹いっぱいになれるそうです!お母さんのつくるおかずで一番好きなのは筑前煮!
基本定時退社のため帰宅後は、お家で猫ちゃんと遊んだりネットフリックスを見たりゆったり時間を確保できているのだとか。
地元で盛んな造船業界へ。通いやすさも魅力のひとつ!
―――学生の時はどんなことを学ばれていたのですか?
高校は商業科でしたので、卒業するまでに簿記の資格は取得していました。
―――金融業界から造船業界へ転職されたということですが、きかっけは何だったのですか?
はい。高校を卒業して金融業界へ就職したのですが、元々、高校の時の部活が簿記公務員部だったので、実は公務員を目指そうと思って転職を考えました。
ただ、資格をいかして地元の一般企業で働きたい思いも捨てきれず、求人を探し始めたのがきっかけです。
―――地元の企業といっても、造船業だけでなく様々な業界があると思いますが、㈱三浦造船所への入社を希望された理由を教えてください。
文理高校※に通っていて、造船所の近くにあったので、学生時代に進水式を見に行ったことがありました。
(※日本文理大学附属高等学校)
また、地元で造船業が盛んだということも知っていて、地元で働くなら造船業界のことももっと知りたいと思い入社を希望しました。
―――就職先を選ばれた時は、何をみて探しましたか??
HPを見たり、ハローワークを見たりして探しました。
―――通勤手段は何を利用されていますか??
車で通勤しています。
自転車かバイクか車で通勤されている方が多いですね。
―――㈱三浦造船所への入社が決まった時のご両親の反応は??
そうですね。「すごいじゃん!」と言ってくれました。
㈱三浦造船所は地元では大きい会社というイメージがあって、入社が決まったときは喜んでくれました。
困っている時に手を差し伸べてくれる先輩に感謝。
一人前を目指して、どんなことにも挑戦したい!
―――入社されてから、3年が経とうとしていますが、仕事をする中でのやりがいと、反対に大変なことを教えてください。
そうですね。私は経理業務を担当しているので実際に現場にいくことはないのですが、業務を通して船に関する知識もついて、日々とても勉強になっていると実感しています。
造船所で働いているからこそ建造途中の船が見られるので、何もないところから、皆さんが一から造り上げ、あんなに大きな船ができ上ることが本当にすごいなと感動します。それが、私のやりがいに繋がっていると思います。
大変なことは、沢山の関係者の方々が来られるので、最初のうちは覚えることが多く、それが大変でした。
―――仕事をする中で、どんなことを大切にして取り組まれていますか??
はい。仕事をする中で意識していることは、業務の効率化です。
効率よく自分の業務をこなし、余力をつくって上司のサポートや困っている人を助けられるようにしているとのこと。
社会人としては年齢も勤続年数もまだ浅いので、自分にできることは何でも積極的にやっていくようにしています。
どんなことにも挑戦していきたいです!
―――任せられた業務をこなしていく中での失敗談など、もしあれば教えてください。
大きな失敗はないのですが、日々の業務の中で小さなミスをしてしまうことがあります。
経理業務は小さなミスでも命取りになるので、気を付けなければいけないと思っています。
―――ミスをした時にどのように乗り越えられましたか??
上司のサポートに助けられ、乗り越えられていると思います。
本当に感謝していますし、自分自身、一人前になれるように頑張らなきゃなと思います。
―――濵﨑さんの中で職場の同僚や先輩を一言で表すと何て言葉になりますか??
ありきたりになってしまうかもしれませんが「優しい」です。
皆さん気さくに話しかけてくれますし、直属の上司の市原部長は年齢が離れているので、優しいお父さんのように接してくれます。
―――「優しい」と感じたエピソードがあれば教えてください!
はい。私は、船の知識が無い状態で入社したので、右も左も分からず困っていた時に、先輩がそれに気づいて声をかけてくれたことがありました。
しっかり見てくれているのだなと安心感を感じましたし、困っている人を助けられる余裕が素敵だなと思いました。
あと、私がした些細なことにも気づいてくれて、お礼を言ってもらえたことがあって、本当に些細なことだったので、すごく嬉しかったです。
アットホームで和やかな㈱三浦造船所。
ワークライフバランスも◎!現場や事務で女性も活躍。
―――お話を聞いているとすごくアットホームな雰囲気が伝わってきます。職場には濵﨑さんのような女性の方や同年代の方はいらっしゃいますか??
はい、います。総務部に3人いて、設計にも2人、協力会社の方で現場にも数名女性の方がいます。
年代も私より1つ年下の方や、2~3つ年上の方もいて歳も近くて話しやすいです。
朝のアナウンスや洗濯、準備などは、週ごとにローテーションで行っています。
―――すごく気になっていたのですが、制服が可愛いですね!(笑)
ありがとうございます。制服は何種類かデザインがあって、女性社員でデザインを選んだものなので、みんな気に入っていると思います(笑)
―――㈱三浦造船所の社内制度であって良かったと思うものはありますか??
そうですね。社内制度というわけではないのですが、基本的に定時の17時で退社できて、残業が少ないのは魅力だと思います。
残っている人も少ないので、退社しやすい雰囲気です。
あとは、有給も取りやすく、ワークライフバランスがしっかりとれると思います。
土曜出勤もありますが、その分お給料も良いです!
―――無理なく働ける環境が魅力ですね。職場の皆さんのコミュニケーションの場はありますか??
はい!市原部長が企画してくれて、BBQがありました!
あと、㈱三浦造船所は佐伯鉄工業協同組合に加入していて、その中の若手が集まる若鉄会の交流会で「フラバールバレー大会」に参加しました。残念ながら、上位入賞はできなかったのですが、またチャレンジしたいと思います!
子どもの頃の夢はパティシエ!
10年後も健康でいたい、友だちや家族との時間を大切に。
―――少し話が変わってしまいますが、子どもの頃の夢は何でしたか??
子どもの頃の夢はすごく多くて、覚えているのはパティシエになりたいと思ってました!(笑)
レシピ本見ながら作っていたので、自分がすごいお菓子作り上手だと思っていて(笑)ただ、材料の方が高いなということに気付いてからは諦めました(笑)
今でも冷蔵庫の残ったものを消費するためにお菓子作りをする時もあります。
―――残ったものでお菓子作りができるのはすごい!10年後の夢は何ですか??
そうですね。病気にならずに健康でのんびり過ごせるのが一番いいな~と思います。
―――最近楽しかった出来事はありますか??
友だちと一緒に沖縄旅行に行ったことです。バナナボートに挑戦したのがすごく楽しかったです!!
―――とっても楽しそうですね!最近買った一番高いものは何ですか??
そうですね、高いクレンジングを買いました!
コスメデコルテというブランドのもので肌をいたわりながらメイクを落とせるみたいなクレンジングで(笑)
1万円くらいしました(笑)
―――学生の頃に打ち込んでいたことはありますか??
中学生の時に、水泳部に入っていたので水泳ですかね。
―――もし、今就活生だったら、持っておきたいスキルや資格はありますか?
造船所に限らず、やっぱり英語ができるといいなと思いました。
業務の中で、英語圏の方から電話がかかってくることがあったり、英語表記の書類も時々届いたりします。
1年前くらいには、台湾の船を建造することになり、その時に台湾からお客様がたくさんこられたことがありました。翻訳アプリを使用したり、簡単な英語でコミュニケーションをとったりして。
英語が話せないと対応ができないので、話せると日常でも仕事面でもプラスになることが多いと思います。
入社して3年たった今も、謙虚に向上心をもって業務に取り組む彼女の姿勢に仕事への意欲と誠意を感じました。第5回目のインタビュー企画にご協力頂き本当にありがとうございました。
「就活生だった頃の自分へのメッセージ」も頂いてます。
中小造工公式Instagrm(https://www.instagram.com/cajs_official/)で見ることができますので、今まさに就職活動中の方は参考に、ぜひ見てください!!
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