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入社1年目の若きエース!向島ドック㈱ 修繕事業部 仕上チーム 竹﨑さんにWEBインタビュー!

造船所で働く職員に密着!中小造工会員造船所社員インタビュー企画第6弾!今回は、向島ドック㈱ 修繕事業部 仕上チーム 入社1年目の竹﨑さんの生の声をお届けします。
 
岡山県出身の竹﨑さん。2023年4月に向島ドック㈱に入社し、社会人としての新生活をスタートさせた若きエース!
 
中学生の頃から芽生えたものづくりへの情熱、高校時代には工業高校に通い数々の検定に合格。

ものづくりに携わりたいという夢を追い、地元を離れ尾道市の造船所に就職した彼の「今」に迫ります!


地元岡山を離れて寮生活がスタート!向島ドック㈱で働く今。

―――こんにちは!本日はインタビューにご協力頂きありがとうございます。今日はお話を伺えることを楽しみにしていました!どうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします!!

―――岡山県のご出身とのことでしたが、現在はどちらにお住まいですか??
はい。今は、広島県尾道市向島町にある会社の寮に住んでいます。

―――寮について教えてください!
はい。月々、駐車場代、光熱費込みで2,600円と寮費はかなり安いですね。

リフォームされた綺麗なワンルームでお風呂は共用のシャワールームを利用しています。

―――寮周辺の利便性について教えてください!
はい!僕はいつも車で行っているのですが、コンビニやスーパーは歩いて5分程度の場所にあります。
 
通勤も歩いて3分程度です!会社の目の前に尾道水道を渡る渡船が通っているので、尾道駅までも7~8分あれば出られます。

船でも橋でも車でもどこでも行けて利便性は良いですね!

―――地元を離れた寮生活と新社会人としてのお仕事はどうですか??
そうですね。最初は全て自分でやるという生活に慣れるのが大変でした。
でも、今は生活のリズムができてきているので過ごしやすくなりました!
 
ここで気になる竹﨑さんの1日のルーティーンを教えてもらいました!!

<1日のルーティーン>
6:30 起床
支度・朝ごはんを食べる・音楽を聴いてリラックス
7:40 寮を出発
7:45 出社
7:50 ラジオ体操
8:00 朝のミーティングで1日の流れを確認
                機関の整備など
12:00~12:55 お昼休憩
(寮に戻って作っておいたご飯を食べる)

12:55 業務開始
17:10 退社
17:15 帰宅
      シャワーを浴びる
17:30 晩御飯をつくる、動画を見てまったり(YouTubeススルTVなど笑)
22:00までに就寝

竹﨑さんは、修繕事業部 仕上チームでエンジン・プロペラ・舵などの整備を担当されています。

定時は7:50~17:00、繁忙期や大きな案件がある時は残業が発生することもあるそうですが、基本的に残業は少ないそうです。
 
業務内容は修繕する船によって機関整備のやり方が違うため、いつも作業に変化がありそこも楽しさの1つですと教えてくれました。
 
新生活ではしっかりと自炊されている竹﨑さんの料理の腕前はかなりのもの!

寮が近いため、昼食は部屋に戻られているとのことですが、会社にある社員食堂で食べられている方もいるそうです。外食をするときは、ラーメンを食べたり、会社の先輩が焼肉に連れて行ってくれたりすることも。

―――1日のルーティーンがとても健康的で充実していますね。休日はどのように過ごされていますか??
休日は地元の友だちが尾道市内にいるので、その友達とご飯を食べに行ったり、古着屋さんで買物をしたり、遊漁船で釣りに行ったりしていますね。

(友達とご飯)
(釣った魚をさばいてお造りに)

ものづくりが好き!造船所で見た光景に衝撃をうけて即決!

―――お仕事についても教えてください!なぜ造船業を選ばれたのですか??
そうですね。就職先を探しているときに学校の先生からのススメもあって食品の製造と造船業の2社に絞って見学に行きました。
 
向島ドック㈱に見学に行った際に目の前で見た船の規模の大きさに衝撃を受けて自分もここで働きたい!と思い希望しました。

―――ちなみに、学生時代は船のことを学んでいたのですか??
僕は岡山県にある岡山県立新見高等学校の工業技術課に通っていたので、
学生時代は、基本的な工業の溶接や製図、旋盤などの授業は受けていましたが、船の専門的な知識は学んでいませんでした。
 
高校の友だちも同じ造船業に進んでいて、多分、僕の通っていた高校から造船業に進んだのは僕たちが初めてかもしれません。

―――そうなんですか!来年、再来年と後輩たちが続いてくれたら嬉しいですね。造船所といっても、周辺地域にたくさんあると思うのですが、向島ドック㈱を希望した理由を教えてください!
そうですね。やっぱり、見に行った時の船のスケールの大きさが衝撃的で感動したのと雰囲気や業務内容が自分にあっているのではないかと思ったのが1番の理由ですね。
 
後は、検討する上で寮があるかとか費用なども見ていたので、そのあたりも希望した理由の1つです。

―――現在の配属部署はどのようにして決まったのでしょうか?
はい。最初は1週間程度の期間ごとに5つくらいの部署を経験することができました。

自分で配属先の希望を出せるので、配管チームか機関仕上チームかですごく悩みましたが、機関仕上チームに希望をだしました。

―――学生時代は造船について学ばなかったとのことでしたが、入社後に造船の専門的なことを学ぶ機会はあるのでしょうか?
はい、ありました!
 
研修期間は1カ月くらいで、造船の基本的なことを座学で学びました。
安全教育などもありましたね。

職場の同僚、先輩を一言で表すなら「尊敬」
先輩の高い技術力と優しさに憧れ、その姿が自分の目標に。

―――入社されてから今までの中で、やりがいを感じるところと反対に大変なところを教えてください。
はい!僕は修繕事業部仕上チームで機関の整備を担当しています。
 
1つエンジンの整備を例にあげると、エンジンをばらして、中をキレイに掃除したり新しいものに変えたりして、元の状態に組みなおしていくという作業があるのですが、ものによってやり方が違うので、難しいものを組みなおした時はすごく達成感を感じます!
 
また、色々な作業に挑戦させてもらえるので、出来たことへの達成感と新しいことへの挑戦が僕にとってやりがいになっています。
 
大変なところは、外で作業をしているので、どうしても気温の影響が結構ありまして、そこが大変なところではあるかなと思います。

(開放した上半カバーの据え付け作業)

―――今までの業務の中での失敗談などもしあれば教えてください。
そうですね。作業していく中で組み方を間違えてしまうことがありました。
 
―――その時はどのように乗り越えられたのですか??
その時は、先輩が見てくれていて間違えていることを教えてくれました。

先輩方が丁寧に教えてくれるので、メモをとってしっかり覚えられるように気を付けています。
 
―――職場の同僚や先輩を一言で表すとどのような言葉になりますか??
もう「尊敬」しかないですね!
本当に難しい作業もありますし、初めてばらしたり組み立てたりするものもあるので、それも臨機応変に対応したり効率よく作業されているところだったり、自分にはできないことなので本当に尊敬します。

―――向島ドック㈱の好きなところはありますか??
ん~人ですね!
やっぱり先輩の存在が大きいです。
 
業務の面での尊敬だけでなく、一緒に作業するときに本当に丁寧に教えてくれて色々なことに挑戦させてもらえて、でも間違えたりできないところも見てもらえているので感謝しています。
安心して取り組めるしもっと頑張ろうと思えます。
 
できた時は「よく頑張ったな!」と褒めてもらえるので、それがすごく嬉しいです。
 
―――会社の雰囲気はどんな感じなのでしょうか??
雰囲気は「明るい」って感じですね!
 
みんな明るいです。あと久野社長が朝のMTGが終わった後に工場にきてくれて挨拶したり話したりすることがあるのですが、社長が明るくて優しいイメージです。

クリスマスにはケーキを直接手渡しでいただきました!

―――向島ドック㈱の社内制度の中であって良かったと思うものは何ですか??
そうですね、社内制度といえるか分からないのですが、学生の時に野球をやっていまして、今は向島ドック㈱のソフトボールチームに所属しています。

仕事の後に大会の練習があったりして、スポーツが好きなので運動ができるのはすごく良かったです!
 
他にも、キャンプを楽しむアウトドア部や体育館でバスケットボールとかバトミントンなどの運動をする活動もあります。
 
あとは、先ほども言った寮があって安い!というのはすごくありがたいです。

(中間軸受の復旧作業)

子どもの頃の夢は「漁師!」
10年後は、尊敬する先輩社員のようになりたい!!

―――少し質問が変わりますが、子どもの頃の夢は何でしたか??
子どもの頃は、よく親に釣りに連れて行ってもらっていたので、海に親しみがあって中学生になる前までは「漁師」になりたいと思っていました!
 
―――漁師!海と船に小さい頃から親しみがあったからこそ今があるのかもしれませんね!では、10年後の夢は??
10年後は、先輩方のように仕事の流れを理解して効率よく作業ができるようになっていたいですし、後輩には頼りにされる先輩でありたいです。

―――竹﨑さんならなれると思います!!また、全然質問が変わりますが、最近買った一番高いものを教えてください。
最近買った高いものは、マルジェラの財布を買いました!
6万くらいしましたね(笑)
 
―――最近楽しかったことはありますか??
はい。ちょうど昨日、一緒に向島ドック㈱に就職した友だちと焼肉を食べに行って、盛り上がったのが楽しかったです!

向島ドックのすぐ側にある「えひめや」や「ええじゃん」っていう焼肉屋さんが美味しいですよ。
 
あと鳥取県に友だちとキャンプに行って、朝日を見に行ったのも楽しかったです!

(退社後に同僚と焼肉)


(友達とキャンプで朝日を見に)

―――休日も楽しそう!宝物はありますか??
宝物は「家族」です。
僕、4人兄弟の末っ子で姉が2人、兄が1人いまして。
子どもの頃は兄とよく喧嘩していましたが(笑)今はすごく仲が良いんです。
 
猫も2匹飼っているんですけど、1人暮らしをして離れてから余計大切さを実感しています。
 

(レオくんとつゆちゃん)

インタビューしていると、竹﨑さんのものづくりへの情熱や“造船”という仕事への充実感がたくさん伝わってきました。
入社1年目新社会人の竹﨑さんに就職活動を振り返ってもらいました!

向島ドック㈱に入社して1年の竹﨑さんが
就職活動を振り返る!やっておいて損はない!

―――もし、今就活生だったら持っておきたいスキルや資格はありますか?
造船所に入社する際に特に必要な資格はないのですが、資格はどれだけ取っておいても損は無いので、もっと積極的に資格をとっておいたら良かったなと思います。
 
僕自身、学生時代にはフォークリフトの資格や機械検査や製図の検定など積極的に受けていた方ではあると思うのですが、危険物取扱やガス溶接の資格とかも取っていたらいかせていたんじゃないかと思いますね。
 
あとは資格ではないですが、色んな人と関わることができる接客業のバイトをしておけば良かったと思います。

―――造船業に就職し、寮に入って広島県で生活するということに対してご両親の反応はどうでしたか?
両親は、造船所のことや向島ドック㈱のことは多分知らなかったと思うのですが、やりたいことならという感じなので、特に何も言われなかったです(笑)
 
―――よく就職面接のときに、学生の時に力をいれたことについて聞かれることもあると思いますが、もし、もう一度就職活動をしている時期に戻れるとして、こういうことをしていたら更に厚みのあるエピソードになったなと思うことはありますか?
そうですね。周りに気を使えるとか周りが見えるってことがすごく大切だと僕は思っていて、なのでなにかそういうことを自己PRできるようなエピソードがあるといいのではないかと思います。


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竹﨑さんに改めて造船業の魅力を聞いてみると「エンジンなどを組んだときの達成感はとても高く、それがモチベーションの維持に繋がっていて、毎朝起きて、今日も頑張ろうと自然といつも思います。それが魅力ですね!」と力強く答えてくれました。

やりがいを持って挑戦できる向島ドック㈱でプロフェッショナルを目指しましょう!

インタビュー中は少し緊張しながらも、熱心に質問に答えてくださいました!当会のインタビュー企画第6弾にご協力頂き本当にありがとうございました。

「就活生へのメッセージ」もいただいています。
中小造工公式Instagramで見ることができますので、今まさに就職活動中の方、ぜひ見てください!!

今回インタビューにご協力頂いた向島ドック㈱のHPはこちら↓

当会のHPはこちら↓