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共感力に乏しく自分の都合を押し付けてくる人について
昨年末から「共感力に乏しく自分の都合を押し付けてくる人」と係る機会がありました。
カバートアグレッション、マニピュレーター、フレネミーと呼ばれる人たちに当てはまる特徴を持つこの人達は、併せて自分の問題に対する思考停止、受動攻撃、責任をなすりつけるなどをしてくる事が多いようです。
今までそんな人間に会ったことがないと思っていたけれど、今週感じた怒りによって自分の感性が捻じ曲げられていたことに気がつきました。
身内、しかも一番最初に信頼する両親が「共感力に乏しく自分の都合を押し付けてくる人」だった場合、それが普通だと思ってしまうので、良い人と普通の人しかいないという錯覚に陥るらしい。
それでも、嫌がっているし断っているのに強引に押してくる人と関われば、自分が疲弊してメンタルを病んでしまうので手を打つ必要があります。
自分の状態を観察する。
これは、ラス・ハリスさんの「よくわかるACT」という本で知った考え方です。
感情移入しすぎて、状況、感情と一体化してしまうと視野が狭くなり一つの考え方に囚われてしまうので、一歩引いて自分自身を観察する方法です。
私は負けず嫌いなので、いつも強がっていたけれど、これを通して自分の弱さや未熟さと向き合うことが出来ました。
今では急に涙が出たり、人の話に共感したりしたときも、「ああ、貴方はお疲れだね…」と自身を観察して休息することを決めたりしています。
それは自分が考える問題か?
私の母はよく人の悩みを持ち帰ってきました。
何故か自分から人の問題に首を突っ込んで、勝手に世話を焼いて、上手くいかないと勝手に悩んで寝込む。
寝込まれると日常生活に支障をきたすので手助けしている内に、私は母との共依存に取り込まれていったと思っています。
私はそれが習慣になってしまい、誰彼構わず手助けするようになっていました。
そうすると普通の人は申し訳なく思うのか離れていき、自己中心的な人ばかりが周囲に残るようになりました。
その事を頭で分かっていても、長年染み付いた習慣をやめられなかったので人から離れて孤立することを選びました。
ある人から「自分なら、それは貴方の問題でしょ」って切り返す。
という話をきいて、胃が縮んで苦い気持ちになった時は「それは自分の問題か?」と自問するようになりました。
これならIF-THEN ルールを作りやすいので、簡単に習慣化できました。
これで母の二の舞いを避けることが出来ました。
好き嫌いを伝える。
ここまでは自分が変わる話でしたが「共感力に乏しく自分の都合を押し付けてくる人」は際限なく自分の価値観を押し付けてくるので、何処かではっきり線を引く必要があります。
この時に障害になるのが格好つけや争いを恐れる気持ちです。
「共感力に乏しく自分の都合を押し付けてくる人」にコントロールされやすい人は、理性を働かせると本能的な活動(例えば生の感情)が隠れて見えなくなってしまう事が多いので、正直に思ったことを伝えるしかありません。
よくアサーティブに伝えましょうなんて言われますが、これまで自分の感情を封じて生きてきた人にとってはハードルが高すぎる可能性があります。
まずは上手くやろうとか考えず、自分はそれが嫌だとハッキリ伝えるしかありません。
好きではないくらいの言い方だと、食わず嫌いみたいに思われて余計プッシュされます。(只の経験談なので違う事もあります)
私はアサーティブに伝えようとして失敗し続けた結果、アサーティブコミュニケーションをするには、もっと経験が必要だと思うようになりました。
まだ私も答えは見つかっていないのですが、
先ずは自分の感情を受け入れて人に伝える事が出来れば充分。
それに慣れてくれば、色々な伝え方を研究できるのですから。
そう考えて練習しています。
📸相模原麻溝公園のプレーリードッグ
GWに相模原麻溝公園に行ってきました。そこにある ふれあい動物広場 で撮ったプレーリードッグです。
自然が多く散策路も色々あって、とてもリフレッシュ出来ました。
ここは何度でも行きたいな。
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