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私何やってんだろって思いながら生きて、何やってたんだろって思いながら死ぬの?【ご自愛日記52日目】
昨日、同僚に「3月いっぱいで退職する」と打ち明けられた。
いいなー!!!
というのが私の正直な感想。だって私、もうずーーーーっと仕事辞めたいんだもん。
福利厚生は良くて、部署によっては人間関係もそんなに悪くなくて、部署によっては定時で帰れる。それがうちの職場。
だけど、
その環境に甘えきってしまって、スキルアップしようとする人はバカにされがちで、部署や状況によっては何日も帰宅できなくて、パワハラやセクハラが横行している昭和的風土がまだあって、モチベーション自体を失っている人や、若手にも「使えない人」扱いされる中高年が多い職場でもある。
何より、
休職者がめちゃくちゃ多い。
具体的なことは省くけど、我々は精神を削られる仕事をしている。
我々の精神の削りカスが、職場にはうずたかく積み上がっている。
誰の眼にも見えないけど、誰も助けてくれないことだけはわかる。
こんなとこにいつまでもいちゃだめだ、辞めたい、そう思いながら、「早期退職 40代 タイミング」と検索する日々を送っていた私。
同僚の、突然の退職宣言を受けた昨日の夕方、動揺を抑えきれないままnoteをさまよっていて、こちらの記事を見つけた。
退職するときは過去の自分の行いが清算される
これは本当に思いましたね。昨日先輩に「取引先からこんなこと(記事に書いたエピソード)言われました!」なんて話していたら、「それみかんの今までの行いだよ。みんながそんな風に言われないから」と言われました。
私も初めての体験だったのでみんなそうなのかなと思っていましたが、確かにそんなことあまりなさそうです。
過去に私が取引先に接してきたすべてが、「退職します」という報告に対する取引先の返答に詰まっているのかもしれません。
この「清算」という言葉が、私には本当にしっくりきた。
私がやってきたことって何だったんだろうっていう答え合わせが、退職の時にできる。
それはつまり、「今私は何やってんだろう」っていうことの積み重ねにほかならないと思う。
私、社外の人に評価をいただくことも、時々ある。
「カイさんがずっと担当者でいてください」って言ってくださる取引先もあって、これは本当に私自信の自己肯定感が上がって嬉しい。
しかし、これを許さないのがうちの職場。
「次の担当者が仕事やりにくくなるから、やりすぎないで」
って言われたら、もうこれ、
私は何のために仕事してんの?
だし、
私がやってきたことが迷惑になる仕事って何なん?
なんだよね。
しなくていい仕事をしてるって言うなら、そもそも、
その仕事って何のためなんだ?
って思っちゃって。
最近はそういうことが多かったから、もうこれ以上ここ(現職場)にはいられないな、と思うことが増えに増えた。
ここにいる、そしてこれからも居続ける「その程度のマインド」の人たちには、この「退職時の清算」っていう考え方、ないのかもしれない。
(もちろん高い志をもって定年まで全うされる方もおられますが、だいたい途中で体壊すか、早くに亡くなる方が多い)
そして、先に紹介した記事の中にリンクが張ってあった、こちらの記事にも、私は強く惹かれた。
人生は、いつ何が起こるかわからない。
それ以前に、私はこのまま定年まで勤めたあと、体力も失い、記憶力も衰えた状態で野に放たれるのか。
そうなってしまうまで、私はガマンし続けなければいけないのか。
私、コロナ禍直前の2019年春に、念願だったハワイ旅行を敢行した。勤続20年のお祝い休暇を、付与されたと同時に使ったのだ。
先輩たちはいい顔をしなかったけど、使えるものは使える時に使っとけ! というのが私の信条。この選択は正解だった。
それと同じことだと、この記事を見て思った。
やりたかったこと、やりたいこと、今までできなかったこと。
それらはくたびれきったおばあちゃんになった時にできることなのか?
くたびれきった私にできることって、どのくらいあるんだ?
耐え難きを耐えて勤め上げた後に、経済的な心配はなかったとしても、そのお金は何に使うつもりなのか?
自分の介護に使うまで待つの? 介護されるのを待ちながら、私は定年退職後の日々をどう過ごすつもりなんだ?
私何やってんだろって思いながら生きて、
何やってたんだろって思いながら死ぬの?
そうだ、私は、やりたいことがある。
この気持ちを再確認させてくれたみかんさん、ありがとうございます!
とはいえ、とりあえず、1年分の住民税と健康保険料、学費を蓄えるまで、がんばるしかない。
書く仕事を模索しながら。くたびれない程度に。
寝る前にストレッチ。