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ギリギリ大学受験
こんにちは。cafe飲です。
昨日投稿できなかったので今日は2記事…!
大学受験したときの話です。
以前書いたように私は通信制高校卒業です。
色々な選択肢があって、周りの方々も様々なところに進学や就職を決めていきました。
私は訳あって3年半で卒業しましたので、卒業式は9月でした。
私は卒業までに進路は決まっておらず。
秋卒業は色々な手続きなどがあり、大変で。
本格的に動いたのは12月ごろです。
実家の環境が良いとは言えなかったし、主治医の方にも家を早く離れた方がいいと言われていたので、就職でも進学でも1人暮らしをできるところが絶対条件でした。
どちらにせよ、近場だとどうしても実家からの通学や通勤を強いられてしまうので、遠くに行かないと、と。
やりたいことも勉強したいことも特になかった。
何ができるかも、できないのかもわからなかった。
でも持病や障がいも年々悪化していて、とても働ける状態じゃない。
そう主治医の方にも言われ、いわばドクターストップ状態でした。
苦しいな、と思いながら精一杯大学や専門学校を探しました。
ふと思ったのが、高校卒業のために取得した高卒認定試験のこと。
それで勉強した「地学」がとても面白かったのを思い出して、その系統が学べる学校を探しました。
そして私の学力でいけるところ&遠いところという条件で見つけたのが、北海道の大学でした。
関東在住で親戚付き合いも全くなかったので、北海道に知り合いなんていません。
でも、私にはそれしかなくて。
すぐに母親にここに行きたい、と必死にプレゼンしました。
驚いた様子ではありましたが、分かった。と言ってくれました。
オープンキャンパスに行く余裕は時間的にも金銭的にもなかったので、実際に行ったのは受験の時が初めてです。
そこからは早かったです。
今まで乗ったことのない飛行機。
北海道行きのチケットを取って、ホテルを取って。
学力に自信が全くなかったので、3校受験しました。
今思えば凄い費用かかっただろうに、母はよく許可してくれたなと思います。
2校は一般入試。3校目の本命は学力で入れる自信があまりなかったので、小論文や面接で入れる自己推薦入試(後期)で入学しました。
受験をしにいくための準備をして、いざ北海道へ。
初めて乗った飛行機は緊張と楽しさが入り混じってました。
北海道につくと、もう本当に寒くて。冬だから雪も凄い。
でも住んでるところはあまり雪が降らないので、雪に大感動しました。
ホテルについて、勉強!と思ったのですが、極度の緊張しいなこともあり何も頭に入らず。
それを見ていた母は、出かけよ!観光!と言ってくれて。
炊飯器を買いに行きました。なぜ?????
なので、その旅行では炊飯器で鍋をひたすら作って食うを繰り返しました。
さすが北海道。ごはんがおいしすぎる。
そう思っていたら緊張はいつの間にかありませんでした。
一般入試の勉強はなんとか取り組めたのですが。
問題は本命校の小論文と面接。
小論文なんて書いたことないし、面接対策も全くやっていませんでした。
受験まで1か月しかなくて、さらに秋卒業なので高校の先生たちや周りの人たちも3年生の受験で忙しそうで。
4年生はちょっとだけ肩身が狭かったです。
そんな不安の中でご飯を食べながら、ダーウィンが来たを見てました。
そして受験の日。
ぶっちゃけ緊張で何も覚えてないに等しいです。
本命校に行き、受験の部屋へ。
小論文どうしよう、何も準備できてない…と半泣きでいると受験の用紙を配られました。
半泣きで小論文を見ると、そこには動物の生き残り関連のお話でした。
私は驚きました。
なぜなら受験前にテレビで見たダーウィンが来たの内容とそっくり同じだったから。
必死に書きました。ダーウィンが来たの内容から受けた私の意見や感想を。
その後の面接は緊張してて、本当に何も覚えていません。
その後2校も受けて、家に帰宅。
1か月後くらいに来る合否をドキドキで待ちました。
そして1か月後。
先に本命校以外の2校の合否が。
両方不合格でした。
圧倒的な勉強不足と知識不足です。
驚きませんでした。
なぜかわかりませんが落胆もしませんでした。
本命校は謎の自信があって、落ちると思ってなかったからかもしれません。
今思うと、その自信何処から…?って感じですが(笑)
そして本命校の合否の日。
ネットで確認ができるのですが、親は共働きなので家にいません。
姉は1人暮らしでしたので実家にいません。
1人でした。
落ちたら終わり。
そんな状況下で合否の時間になり、結果を見ると。
合格でした。
その時は嬉しすぎてガッツポーズしながら1人で涙したのを覚えています。
その後の動きも早かったです。
1人暮らしのお家を決めに再度北海道に行って、引っ越しの準備をして実家を出ました。
初めての1人暮らしで北海道。
本当に怖かったですが、それと同じかそれ以上に実家を出れたという喜びと自由を手にした感動が心にありました。
希望して入学した大学。
その大学を私は3か月で自主退学しました。
そのあたりの話はまた後日記事を書けたらと思います。
受験生に伝えたいのは、何がどういう結果をもたらすかわからないという話です。
関係ないようなことでも、どこかで役に立つときが必ず来ます。
緊張や不安でいっぱいになることが多いと思います。
それでも一生懸命やる。
努力が報われなくても大丈夫。
絶対その努力は人生のどこかで役に立ちます。
受からなくてもそういう運命なんです。
私はこの学校に行く運命ではなく、別のことをする運命なんだと思ってください。
人生は意外となんとかなります。自分が思っているよりも。
今回の記事はここまでです!
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