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オンライン講師715名に聞いた!オンラインでレッスンを提供してよかったこと、難しかったこと。
2022年2月、コロナ禍を超えて、オンラインレッスンを提供するカフェトーク講師のみなさんへアンケートを実施しました。
カフェトーク公式のnote新設に伴い、こちらでも新しくシェアします。
オンラインレッスン、トライしてみたいけど不安・・。オンラインレッスンのメリットとデメリットを知りたい・・。
これからオンラインレッスンの提供を検討される方にとっても役立つ、オンラインレッスンを提供する現役の先生たちのリアルな声をどうぞ!
オンラインで教え始めたタイミングは?
コロナ禍以降、おうち時間の活用からより身近となったオンラインレッスン。これまでは対面の教室のみを運営していたという先生がオンラインレッスンへ切り替えたケースも多く見られました。
また、座学で学習しやすい語学はもちろん、非接触を好まれるニーズの高まりにより、ヨガ・フィットネス関連、音楽関連のオンラインレッスン提供が目立って増加しています。
アンケートでは、コロナ禍以降(2020年2月以降)からのスタートが半数以上という結果になりました。
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オンライン講師で良かったこと
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日本語回答では87,4%が「通勤がないこと」がオンライン講師で良かったこととして選びました。また、日本語、英語回答ともに「自由なスケジュール設定ができること」 「海外も含め、広い範囲で生徒を募ることができること」が選ばれました。
コロナ禍の特徴として「接触がなく安心」という項目も、日本語回答者の約47% 、英語回答者の約35%が選択しました。
6位以降は、「場所代のコストがかからない」 「レッスン内容や教材の選択の自由度が高い」 「服装が自由」などが多く選ばれました。
その他、「家族、ペットと過ごす時間が増えた」 「居住地や電話番号など個人情報を公開せずレッスンを提供できるのが安心」 「世界の生徒さんと出会えて自分も学ぶことが多い」などの声が挙がりました。
オンライン講師で難しいと感じたこと
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コロナ禍以降にオンラインレッスン提供を始めた割合が多い日本語回答者は「画面上での指導方法」が一番難しいと選びました。
日本語、英語ともに多く選ばれたのが「生徒の集客」そして続いて「生徒のモチベーションを保つこと」も多く選ばれました。教室や学校に在籍せず、個人でオンラインでレッスン提供をすることは自由な反面、レッスン提供方法や使用する教材のチョイスや、どのように生徒を獲得するか、試行錯誤される方が多いようです。
また「生徒側の端末・機器トラブルの対応」は、対面レッスンにはない、オンラインレッスンならではのお悩みかと思います。
6位以降には、「オン・オフの切り替え」「相談できる同僚がいないこと」 「レッスン単価の設定」も多く選ばれました。
その他の回答では「タイムラグが生じピアノの伴奏ができない」 「夜間のレッスンの騒音」など音楽やダンスなどの分野のオンラインレッスンならではのお悩みも声が挙がりました。
オンライン講師で「難しいと感じたこと」は、そのまま丸ごと、カフェトークにとっての課題でもあります。
カフェトークでは、オンラインでレッスンを始める講師の方に、スカイプやZoomの基本の扱い、生徒様への案内方法、活用方法などを複数言語でシェアするほか、生徒様獲得のためのセルフプロモーションTipsや、個別カウンセリングを常時提供しています。
やってて良かった!オンライン講師の忘れられないエピソード
アンケートでは、コロナ禍ならではのオンラインレッスンの思い出を日本語、英語でたくさん共有いただきました。
どのレッスンも思い出深いです。1年で約130人、約20カ国の方とレッスンができました。ニュースなどで生徒さんの国がでると「◯◯さんの国だ!」と思うようになり、世界が身近になりました。
家族にもカフェトークを始めてよかったね、といつも言われます。また、約半年以上かけてレッスンしていた生徒さん達が目的(資格取得や、日本への就職内定)を達成できた時は、人生に関わらせてもらったようで、月並みですが本当に嬉しかったです。試験前に私が似顔絵を描いて励ましたところ、皆さんに喜んでもらえました。
フィンランドで子育てに追われ今まできちんとフィンランド語学習ができなかったという生徒さん、「フィンランド語が嫌いになりそう」とまでおっしゃってたんですが、何回目かの授業のあとで「フィンランド語、ちょっとおもしろいかも」と言ってくださって心の中で小躍りしてました。講師冥利に尽きます。
療養で長期休暇を頂く際に、「先生が元気に戻ってくるまでお待ちしております!」と仰ってくださる生徒様がほとんど驚き半分、そしてとても感動でした!多くの方より応援・激励のお言葉を頂き、とても勇気づけられました。中には、「〇ページまで自習しておきます!」「先生が戻ってくる次のレッスンまでさぼらず気長に待っています!」など、休暇中の学習プランを具体的に示してくださる生徒さんもいらっしゃいました。その意欲と熱い志しにもう、涙しかありませんでした。そんな生徒さん達の姿を見たら、私も頑張るしかない!と思いました。
オンラインでのレッスンや、やり取りの中でここまでの信頼関係や人間関係を築けるとは、正直思ってもいなかったので、大変嬉しく、毎日有難い日々の中、レッスン提供をさせていただいております!
レッスンで涙を流された生徒さんがいらっしゃいました。画面越しですが、その方の気持ちも痛いほど伝わってきましたし、最後には笑顔になってくれ、こちらも嬉しい気持ちになりました。
対面ならではの良さもありますが、自宅でのレッスンは、人目を気にすることもなく、夜間でも時間を気にすることなく行え、カウンセリングのようなレッスンにはオンラインならではのメリットが多いと感じています。
海外在住のお子さんにはとても便利にお使いいただいたように思います。入国時の水際対策でホテル待機をしているときにお申し込みいただいたり、ロックダウンで精神的に不安定になってしまっているお子さんのセラピー的な役割としてアートレッスンをご利用いただくことが多くありました。おうちで親子で楽しめたり、保護者の方のカウンセリングを行う内容も展開できたら良いなと思っています。自宅での「お絵かき」に対する、保護者の方の声かけや態度についても相談を受けることが多くありました。コロナ禍においてオンラインアートレッスンの役割について、より深い可能性を感じることができたように思います。
カフェトークでは持病をお持ちの方や肥満の方など配慮が必要な方も多いです。 あるお客様から「これまでグループレッスンではついていけず面白くなかったけど、できる運動がたくさんあることがわかり、初めて運動が楽しいと感じられた」とお話を伺いました。1人のお客様に向き合うことはグループレッスンとは違う緊張感や工夫が必要なので、とても勉強になります。このようなご感想をいただけて嬉しかったですし、励みになります。このように1人のお客様との関わりが深いのがカフェトークならではだと思います。
まだまだたくさんのエピソードを掲載しています。
講師の皆さんへのアンケートを通じて
アンケートを通じて得た先生たちのリアルな声の中には、オンラインでレッスンを提供する素晴らしさや良い思い出だけではなく、もちろん、プラットフォームの技術的な問題や利便性についてのご指摘、悩んでいること、ストレスと感じた経験なども含まれていました。
新規生徒獲得のためのセルフプロモーション、日々のレッスン対応とその準備、整理、既存生徒のアフターフォローなど、オンラインレッスンを提供される先生が一人で行うタスクは煩雑です。
具体的なご要望の数々、そしてそのボリュームから、カフェトークが優先して行うべき改善が明らかになったと感じています。
オンラインスタンバイ(リアルタイムにレッスン予約を受け付けることができる機能の改善、グループレッスンシステムの検討(現在公式の機能はございません)、講師間(同僚として)の交流、そして、より安心・安全にオンラインレッスンを提供いただくためのさまざまな取り組みを各言語対応で行っております。
先生たちに感謝を込めて・・・・カフェトーク、頑張ります!