グラレコへの道 第28回 | 手書き文字を、やめてみると どうなるか?
「ライブでの、グラレコ(グラフィック・レコーディング)」が、
できるようになる為の練習を『ビジュアルノート、スケッチノート』から
始めて、「情報の みえる化を、学んでいく過程」を公開しています。
①手書き文字を、やめてみるとどうなるか?
あとがき
狭い自室から、お月様を眺めていると、子供の頃に読んだ
ガリレオ・ガリレイさん(Galileo Galilei)の伝記を思い出します。
17世紀の初め、オランダで望遠鏡が発明されました。
イタリアの物理学者であり天文学者の、ガリレオ・ガリレイさんは、
それを聞いて、望遠鏡を作ることにしました。
そして、宇宙を眺めたのです。
① 月には無数の凹凸があること、
② 木星の周囲を回る4つの衛星、
③ 金星の満ち欠け、
④ 太陽黒点
などを、発見していったガリレオさん。
彼は「天文対話」という著作の中で、
プトレマイオスとコペルニクスのそれぞれの説を、
地上における潮汐(ちょうせき)作用と関連させながら論じました。
この本が、1632年にフィレンツェで出版された後、
1633年にガリレオさんは異端尋問を受けることになります。
その後、太陽を望遠鏡でのぞいて観測を行ったために
失明してしまったガリレオさんは、1642年に死ぬまで、
謹慎として自宅に閉じ込められていたのです。
350年後の、1992年10月に、
ローマ正教会は当時の「ガリレオ裁判」の有罪判決は誤りであることを
正式に認め、ガリレオさんはやっと無罪となりました。
そんな事を、夜空を眺めながら
思い出したりするのです。
今回も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
これからも、
この「グラレコ への道」では、
グラレコ到達に向けた『ビジュアル ノート テイキング』の日々の練習を、
Twitter、Instagram、YouTubeと並行して、公開していこうと思います。