立地の選定方法
まず一等商圏の一等地を選ぶ(選べる)ような人は読者にはいないでしょうし、三等商圏&立地はとにかく除外してください。
こういう理屈はきっと当然踏まえて皆さん動くのもわかっています。しかし現実となると、全ての理想に合致する物件に出会うことは稀であり、さらにいつまでも出会えないことにより、その間の生活費で開業資金が減っていったりして背に腹はかえられず妥協物件で営業を開始せざるを得ない等、物事簡単にいかないことは実体験上よ~くわかっております。それでもやはり「立地は重要」という考えから逃避してはいけません。
「最高のお店にすればきっと立地は悪くてもジワジワと指示されていくはずだ」と、立地はだんだんどうでもよくなっていくことがあるのも実体験からわかっていて、さらに「だからぜひ頑張ってください」といったところで、「これ以上何をどう頑張ればいいんだよ」となることも全てよ~くわかっていますので、せめて「これ以上頑張りようがない段階」までまず最短距離で行って頂けるように立地選定方法のポイントを挙げていきます。
まずは、「商圏」と「立地」の観点から述べます。
「一等商圏」の「一等地」・・・無視しましょう。大手チェーン店にここはお任せ。
「一等商圏」の「二等地」・・・大手とまではいかないまでも「飲み屋」や「レストラン」で20坪以上はあり、ある程度の単価と団体客も見込め、スタッフが複数いて人数をさばけるお店はここが狙い目です。
どういうことかを具体的に述べます。
例えば、ちょうどまさに今私は近々関西から数人中学時代の友人が上京するにあたって同窓会のお店を探しているところなのですが、場所の選定の時点で既に「新宿」か「渋谷」に限定してしまっています。というのも関西から来る友人たちがわかりやすい駅というのももちろんですが、関東にいる連中にとってもあらゆる居住エリアから平等にアクセスの良い駅といえばやはりこの辺になるのです。
その後のお店に関してはあまりに駅前でなくとも、というより駅前は林立乱立が酷すぎてむしろ迷うため、ある程度駅から離れていても、マップ検索等が充実している昨今ではさほど問題ではなく、さらにはそういう少し離れたところのほうが個性的な名店が潜んでいる可能性が高い。以上のような理由で一般庶民である私は幹事としてこういう発想になりました。
おそらくこういう発想のお客さんは多いでしょうからこの手の立地は有効です。
しかし、これはこのブログの対象「ワンオペ、ドリンク中心の個人店」には当てはまりません。それではどういうポジションを狙うか?それは・・・
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