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オープニングキャンペーンは百害あって一利なし
(この記事は2021年3月に掲載されたものを再投稿しています。)
本日、珈琲文明の向かいにある「六角橋焼小籠包」さんが無事リニューアルオープンしました。このお店の店舗拡大秘話は「痛快活劇六角橋焼小籠包」をご覧ください。
オープニングセールと称した値引き等一切無く、雨の日ということもあり、穏やかな立ち上がりでありますがこれぞ個人店がとる創業時の理想的なオープニングなのです。
当指南書をさかのぼると「サイレントプレオープン」の話や「記念すべき第一号のお客さん」の話等があるのでまだそれをご覧になっていない方は何よりまずそっちを読んでいただいたうえで今回のこの指南書に移ってきてください。
まずこれは何度言ってもいいくらい重要なことなのでしつこいくらいに繰り返しておきますが、「値引きはしないことを心に決める」という最重要項目のひとつを今一度確かめておきます。
繁盛店(しかも一時的な)を目指すならば随所に値引きセールのようなことをやってもいいのかもしれませんが、「繁盛店よりも【名店】を目指す」のであれば一切の値引きはご法度であります。
もちろん創業のオープニングセールにもこれは当てはまるどころか「創業オープニングセール」なんていうのは最もやってはいけない筆頭であります。
何もしなくてもただでさえ周囲の注目が最高潮に達している状態は値引きなんてしなくても勝手にどんどんお客さんは入ってきてどんどん売れます。
そしてこの「創業オープニング」という肩書はこの時期を除けば一生ないという超付加価値のある時期なのです。広告宣伝もすることなく簡単に集客できます。
ですから仮に広告宣伝費をかけてまで宣伝しようというのであれば、この「オープニング期間が鎮静化」して以降がよいでしょう。
今回のタイトルは「オープニングキャンペーンは百害あって一利なし」です。
「まぁ一利もないのはわかったけど、別に害はないのでは?オープニングで少しでも多くの人にお店のことを知ってもらうお試し期間的な意味でもキャンペーンとしてたくさん人を呼んだほうがいいのでは?ほら、スタートダッシュっていうじゃん?」
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、百害しかないという話を今からしますね。
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