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有線放送への加入?JASRACへの加入?

カフェをやるのであればBGMが必要です。
もちろん必須でもないですがBGMがなくシーンとしてるのは妙に緊張するものですし、BGMというのは何も雰囲気出すためだけではなく「あまりにシーンとしてると会話が周囲に響いて込み入った話が出来なくなる(とりわけここで推奨しているような10~15坪スケールの小規模個人店では)」ので会話をしやすいためという存在理由があります。
さて、店内で音楽を流す際にどういう場合がJASRAC(日本著作権協会)に支払い義務が生じるのか?といいますと、早い話が「ありとあらゆる場合に支払い義務が生じる」と思っておいたほうがいいと思います。
星の数ほどある飲食店、例えば屋台とかでラジオを流しているなどもそうですが本来は支払い義務が生じます。
もちろん未払いの店も相当あるでしょう。
そして支払いへの是非も賛否もいろいろあるのもわかります。
でもまぁ何年も経ってから累積請求されたりコソコソドキドキしたりするのはなんだか気持ち悪く、公明正大な営業をしていくならば必要経費として支払ったほうが精神衛生上も良いと思います。
さて、まず著作権協会への加入に関してですが、まず有名な話として「有線放送」に加入すれば自然にJASRACにも加盟したことになります。
私の店(珈琲文明)も創業当初から有線に加入しました。
ぶっちゃけ当店ではクラシック(チェロが中心)しかかけないためわざわざ有線に入らずにJASRACにだけ入れば良かったのですが、閉店後に「最新全米ビルボードチャート」や「J-POP」などを流して洗い物したり仕込みしたりしたかったということや、例えばイベント等で店内ずっとボサノバをかけたいという場合やブルースやジャズにしたいという欲求もあるものでそれに対応出来るのが有線の良いところでした。
一日中ビートルズしかかからないチャンネルもあります。
さて、この度私は創業17年続けてきた有線を解約してJASRACへ加入に切り替えました。
理由の1つはほかでもない「コストカット」のためです。
そしてもう1つはCDだけをかけ続けたほうが何かと良いためです。

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