自由であり続けるために、僕らは夢でメシを喰う
私が開業前までに読んだ「飲食店開業関連の本」の数々は、途中で数えたら118冊(※写真)あって、その後も増え続けたり処分したりで合計冊数はもはやわからなくなった。
誤解しないでほしいのは、これだけ読まないとダメってことでは絶対にないってこと。頭デッカチになってフットワークが重くて行動が伴わないパターンは最悪だ。でも何も考えず「どうにかなるさ」と本当にただ暴走するのも絶対にイケてない。
私の場合、なにしろ飲食店勤務の経験が本当にゼロで、何から何までわからなかった。真っ暗闇の洞窟入ったらそりゃ不安にもなるってもので、でも明かりを照らしてあげるとそこはそんなに怖いところではなかったり、または本当に震え上がるほど怖いところだったり(笑)、あるいはどちらでもなかったり、とにかく私の場合、暗闇に明かりを照らしたかったという一点で本を読んだ。
飲食店勤務の知り合いがいれば直接訊けたけど、いなかった。立ち読みでもよかったものも多々あるが、そういう時間がなかった。しかし、前職で学習塾の教室長とエリアマネージャーも兼任していたその役職柄、山梨と東京の移動が物凄く多く、かつ私は車に乗れないので全てバスか電車で移動した。その移動時間は合計すると膨大な時間になる。その時間を利用して本を読むことが出来た。スマホやSNS各種存在しなくて本当に良かったと思う(笑)。
さて、そんな私がこれまでに読んできた「開業本」の中で、最も好きな本を一冊だけ今回は紹介します。それはサンクチュアリ出版の「自由であり続けるために、僕らは夢でメシを喰う」(※写真)というタイトルの本です。
ポジティブな空気が漂いまくっていながらも、単なる「脳内お花畑」でもなく、書いてあることも実はちゃんとしているところが好きです。残念ながらもう廃版らしいのですが、古本屋さんやアマゾンで手に入るかもしれないので機会あらばぜひ一読を。
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