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店で美味しい水をコストをかけずに出す方法
前回の記事「業務用冷蔵庫、食洗機、製氷機の値段と【実録】突発的アクシデントについて」で『業務用製氷機を導入することで毎月1万円浮く』という話をしました。 珈琲文明はこの15年で180万円浮いていることになります。
何の話かといいますと、「お客様に出すお水」の話です。 まず前提として、もしもお客様に出すお水を水道水のまま使って出すという人がいるならば今回の「毎月1万円浮く」という話には当てはまりませんし、水道水をそのまま出すことそのものも私は否定しませんし、実際以前私が住んでいた富士山の麓の地域では水道代も限りなくゼロ円に加え、本当に美味しい水でしたのでそのような地域でお店を出す場合はそのまま水道水を使えば良いと思います。
コーヒーに使う水もそもそも日本の水は軟水ですのでコーヒーに適しているということとコーヒーを淹れる際には一度沸騰させてある時点でそこまで変なモノにはならないともいえます。
しかしやはりお客様が飲む水(お冷)がカルキ臭のする水とそうでない水ではお客様の印象は変わって来るというものです。
そこでもし「水道水以外の水を提供する場合」を考えてみるに、まずひとつは「市販の水(ペットボトル)」を買うというのがあります。 実際私がこの度製氷機が壊れて買いに走ったのがこの市販のペットボトルでした。
「え?でも今までどうしてたの?」という話は後述します(今回のメインです)。
もうひとつ考えられるのはよく水槽タンクのようなものを設置してウォーターサーバーをレンタルするアレです。
この度の製氷機故障によりあらためてお客様に提供しているお水の量とコストについて私も考えてみました。
珈琲文明は一日で平均にすると約50人の人が来ます。 お冷提供のグラスは150ml入ります。
単純計算ですと7.5リットルですがお水をおかわりする人もいますし、またお客様が飲むお冷以外の用途でも水道水じゃないほうが良いものだってたくさんあります。
ザックリと8リットルの水が必要となると、量販店で仮に2リットル入りペットボトルを100円で買ったとしても毎日400円かかるということになります。 25日計算で1万円になります。 この1万円を浮かせる話をこれからします。
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