飲食店の「究極の宣伝」
新規のお客様の来店動機には以下のようなものが考えられます。
・チラシや広告を見て
・テレビや雑誌での紹介記事を見て
・ネットの口コミサイトを見て
・実際の知人友人からの口コミで
・たまたま店の前を通りかかって
私のお店の場合、お客様の来店動機第1位はズバリ、
「たまたま店の前を通りかかって」
が間違いなくトップです。
というのも現在の常連さんの何人かに直接訊いてみたことがあり、その大半が最初は「通りかかって」でした。
現在は年数もたってきているのでその他の要因の割合も増えてきていますが、それでもやはり「通りかかって、誰に教わるでもなく自主的に入ってみた」が未だに来店動機1位の自信があります。
あらかじめ断っておきますが、ここのブログで推奨する立地は「一等商圏一等地にて飲食店各種ひしめき合う群雄割拠状態の立地ではない」ということを念を押しておきます。こういう立地でやろうとしているのであれば、クーポン付きチラシ配布や広告宣伝が重要になってくると私も思います。しかしそもそも家賃のハードルが高過ぎて無理があるので本当にオススメはしません。
立地編はもう少し後の機会に譲るとして、とにかくここで言う立地の店舗は広告宣伝を限りなくゼロにし、店の前を通りかかった人が気になって入ってもらうという形を目指します。これまた繰り返しますが、広告宣伝(【こんなお店がありますよ】と広く知らしめること)はとてもとても重要です。ないがしろにしろと言うわけでは絶対にありません。
そこで本題に入ります。
「たまたま店の前を通りかかって入ってみた」が一番の来店動機と言いました。
「究極の宣伝」とは、ズバリ、
「お店の中身(内装)をそのまま見せる」
です。
前回、「宣伝や広告のニオイを感じ取ると人は突然冷める」と言いました。要は事実、実態、真実こそが最強なわけで、そう考えると、宣伝じゃないテレビや雑誌の「紹介記事」にしても、プロカメラマンが撮ったカッコイイ写真はやはりそのお店に「化粧」をしていることになります。
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