【コーヒー器具紹介】これがあれば大丈夫! コーヒーを淹れるための、はじめの一歩
いざ、コーヒーを始めてみよう!
そう思っても、どんな道具が必要なのか・・・
今回は始めるにあたって、あるといい道具をまとめてみました。
コーヒー器具をそろえてみよう!
(1)ドリッパー・フィルター
ハンドドリップをする上では大切な道具です。
いろいろな形や、それに応じた個性があります。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
おすすめは、HARIO V60(01〜02)です。
01は、1〜2杯用
02は、1〜4杯用です。
フィルターも載せておきます。
(2)コーヒーポット
次に、コーヒポットです。
①細口ケトル
おすすめは、先の方が曲がっていて細口のもの。
傾きに関わらず、お湯が細く出てくれます。
気にするのは、お湯の勢いだけになるので、初めての方でも注ぎやすいです。
②ペリカン型ケトル
ほかにも、口が広い形もあります。(ペリカン型)
こちらは注ぐ時の傾き次第で、お湯の出方が変わります。
点滴のように一滴一滴で出したり、細く出したり、太く勢いよく出したりなど、自分でいろいろコントロールすることができます。
慣れてきたら、こっちのポットを使うのも面白いですよ。
(3)サーバー
サーバーは、ドリップしたコーヒーを受けるための容器です。
サイズは、600mlくらい淹れられるもの。
1人分〜4人分までは対応できるので、来客の際にもまとめて淹れられます。
電子レンジ対応だと、冷めたコーヒーを温めることもできます。
また、カフェ・オ・レを作りたい時も、先に牛乳を温めてから、そこに直接ドリップなんてこともできます。
そんなサーバーには、
(1)持ち手まで全てガラスでできたもの
(2)持ち手など一部がプラスチックでできたもの
があります。
①全てガラスでできたもの
良さは以下の2つです。
・見た目が美しい
・洗いやすい
全てガラスなので、とにかく美しいです。
また、余計なものがないので、洗う時に隅々まで洗うことができ、清潔感があります。
ただし、少し値段が高いです。
②持ち手など一部がプラスチックでできたもの
サーバーの中には、持ち手などがプラスチックでできているものもあります。
ホームセンターなどでも買えるし、比較的安いのでこっちでもいいです。
しかし、プラスチックでできているものは、ガラスとプラスチックの間にどうしても汚れが溜まってきたりしてしまいます。
ただ、そこまで気になるほどでもないので、自分のこだわりに合わせて選んでみてください。
(4)コーヒーミル
最後はコーヒーミルです。
コーヒー豆を粉に挽くための道具です。
ぜひ、コーヒーミルは購入してほしいです。
なぜなら、ミルで豆を挽く時の手応えや、香りも楽しんでほしいからです。
これは、コーヒミルがないと味わえません。
コーヒー時間がさらに充実するように思います。
①僕が初めて買ったコーヒーミル
では、どんなミルがいいでしょうか?
これはとても難しいです。
なぜなら、ミルが1番価格差が大きいからです。
安くて500円、高いもので5万円を超えるものがあります。
また、電動か手挽きか(手動か)によっても違ってきます。
(詳しくは、また別の記事にまとめますね。)
だから、まずは手が届く価格のものをおすすめします。
ちなみに、僕が初めに買ったコーヒーミルはこちらです。
3000円前後くらいものでも、初めは十分でしたよ。
②あまりおすすめしないコーヒーミル
ただし、初めに買うものでも、あまりおすすめしないものがあります。
それは、安価な電動ミルです。
ミキサーのような構造をしています。
このタイプは、ボタンを押している間、刃が回っていて、それによって豆を挽くことができます。
しかし、すでに粉にされたものをさらに砕いてしまう可能性があるため、粉の粒が細かくなりすぎてしまうことがあります。
逆に、刃が当たらない部分は、あまり砕くことができず、粉の粒が粗くなってしまうことがあります。
つまり、粉を均一な大きさに挽くには難しく、慣れが必要という側面があります。
よって、初めは手挽きのミルで。
飽きることなくどんどんハマってきたら、値段を上げて電動にしたり、いい手挽きのミルに変えてみるといいです。
(5)コーヒースケール
スケールとは重さを量るものです。
コーヒーを淹れるとき、どのくらいの量のお湯を、いつ注ぐのかなどを決めたものを「レシピ」とも呼びます。(料理と同じですね)
当然、同じレシピで淹れれば、味の再現性は高いです。
そのためにスケールは必要です。
もちろん、ご家庭にあるスケールを使っていただいてOKです。
ただ、おすすめのスケールは、重さだけでなく、時間も表示されるものがいいです。
淹れ始めてからどれくらいたったらお湯を注ぐのか、細かい時間までみることができます。だれかのレシピを再現するのも、自分でレシピを組み立てるのにも役立ちます。
僕が使っているスケールを載せておきます。
(6)温度計
最後に温度計です。
これはお湯の温度を測るためにあったほうがいい道具です。
コーヒー豆は、大きく分けて、「浅煎り」「中煎り」「深煎り」というように、どれくらい焙煎されたのかで分けられます。
どのくらい焙煎されたかで、お湯の温度を変えるのはよくある話です。
また、レシピによっては、それぞれの豆がもつ味を引き立たせるために、
「88℃のお湯を注ぐ」
と書いてあるものもあります。
絶対必要というわけではないですが、細かいところまで追究したいのであれば、持っていても損はないですよ。
僕が使っているものです。
(7)まとめ
以上がコーヒーを始めるにあたって、そろえたほうがいい道具です。
いきなり高望みはせずに、まずは手頃な価格で始めてみましょう。
お気に入りの道具で、淹れる時間まで楽しむことができたなら、すてきなコーヒー体験につながりますし、そのゆったりとした時間が癒しの時間になります。
コーヒーを淹れてみようかなと思っている人、ぜひこの機会に始めてみてください。
そして、コーヒーの味だけではなく、その時間全てを楽しみ、癒されてください。
あなたのコーヒーライフがすこしでも豊かになりますように!
【次回の記事は・・・】
ブレンドコーヒーばかり飲まないで!
さらにコーヒーが楽しくなる「ストレートコーヒー」の世界
喫茶店のメニューでよく見るブレンドコーヒー。
そもそもブレンドって何なのか、それ以外のコーヒーはどんなものがあるのか。
いよいよコーヒー豆のことについて話していきます。