4人の運命が交差する一日「吹きさらう風」セルバ・アルマダ著、宇野和美訳

文学ラジオ第140回の紹介本

4人の運命が交差する一日
「吹きさらう風」
セルバ・アルマダ 著
宇野和美 訳
松籟社

パーソナリティ二人で作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。ぜひお聴きください！

久しぶりの松籟社/帯のキャッチに惹かれた/1日の出来事で登場人物の人物が変わる/アルゼンチン辺境での静かなラテンアメリカ文学/著者&作品紹介/三人称の中編/ピルソン牧師の策士ぶりがいい/ネタバレなしでストーリー紹介/聴衆を絶叫させるピルソンの演説/印象的な死人を見た話/人生を変えてしまった一日は？/次回予告

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版元サイトより
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アルゼンチン辺境で布教の旅を続ける一人の牧師が、故障した車の修理のために、とある整備工場にたどりつく。
牧師、彼が連れている娘、整備工の男、そして男とともに暮らす少年の4人は、車が直るまでの短い時間を、こうして偶然ともにすることになるが――
ささやかな出来事のつらなりを乾いた筆致で追いながら、それぞれが誰知らず抱え込んだ人生の痛みを静かな声で描き出す、注目作家セルバ・アルマダの世界的話題作。

吹きさらう風 (創造するラテンアメリカ)

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