【第0回/自己紹介】文学作品を紹介するpodcast番組を始めました。
はじめまして。
硬派な文学作品を楽しもう！をコンセプトに、ゆるーく文学作品を紹介するpodcast番組「文学ラジオ空飛び猫たち」です。
本を紹介する番組ですが、まずは自己紹介から。そのため第０回目としています。
ダイチとミエについて
中の人は、東京で活動する「小説が好き！の会」のダイチと京都で活動する「羊をめぐるカフェ」のミエの二人です。文学のプロではない二人ですが、お互いに好きな文学作品を自由気ままに紹介していきます。その二人について簡単に紹介します。
ダイチ | 小説が好き！の会
東京都内で小説に限定した読書会「小説が好き！の会」を2017年から主催。基本的には自由紹介型で開催しています。課題本を設定することもたまにあります。現在はコロナの影響で読書会の活動は休止中。
好きな作家
一番好きな作家は、吉田修一。中村文則も好き。海外文学も好きで、レイモンド・チャンドラー、トルーマン・カポーティ、レイモンド・カーヴァーなど。アメリカ寄りですが、作家に限らず日本語の感覚と違う感覚で書かれている作品が好きです。最近読んだ本では、チェコのボフミル・フラバルが書いた『あまりにも騒がしい孤独』（ 石川達夫訳、松籟社）が印象に残っています。
Twitter @welovestory
Instragram booklogd
ミエ | 羊をめぐるカフェ
京都の祇園で毎週日曜日に「羊をめぐるカフェ」を営業。本の話ができる、がコンセプトのカフェ。今年３月にオープンした後に休業していましたが、６月から営業再開。同じ場所で、金曜と土曜の夜に文学スナックgion_randa懶惰が営業。
好きな作家
海外文学が好きで、中でもロベルト・ボラーニョ、コーマック・マッカーシー、ロレンス・ダレルの三人が好き。他にも好きな作家はたくさんいますが、文章がきれいで、個性ある世界観を描く作家に惹かれます。村上春樹も好き。
Twitter @hitsuji_meguru
Instragram hitsujiwomeguru.cafe
海外文学を届けたい
文学ラジオ空飛び猫たちとは、二人の好きな文学作品を紹介していく番組です。二人とも海外文学が好きで、どちらかというと硬派な作品が好きなので、それをみんなに知ってほしいと思い、ラジオを始めることにしました。
小説の気になる視点とかを紹介していきたいと思っています。ながら時間、すきま時間に聞いてもらえるように、１５分から２０分くらいの番組になる予定です。この番組をきっかけに、気になる本が見つかれば嬉しいです。
「空飛び猫たち」の名前の由来は、二人とも猫が好きで、村上春樹も好きという共通点があり、絵本『空飛び猫』（アーシュラ・K. ル・グウィン著、村上春樹訳）から名付けました。この絵本は空を飛ぶ猫たちが出てくる可愛らしい作品で、おすすめです。ちなみに番組のアイコンは二人の愛猫です。
podcast番組を始めるきっかけは、ダイチがオフラインでの読書会がコロナで休止になった時に、オンラインでミエに出会ったことから。共通の趣味がいくつかあり、好きな小説もかぶっている二人で配信番組をすることになりました。
この番組を通じて、二人の好きな小説が、読書傾向の近い人たちに届いて、いつかそういう人たちと会えたらいいなと思っています。
ダイチが小説が好き！の会の読書会でイタロ・カルヴィーノの『冬の夜ひとりの旅人を』を何回も紹介していたら、その小説をきっかけに海外文学好きが集まってきたことがありました。そこで出会った人たちと話すと楽しいし、そこで繋がれたのはすごく嬉しいことでした。
日本に海外文学が好きな人は三千人しかいないとネットで見たことがあります。三千人よりせめてもう少し増えてほしいなと思っています。街で海外文学好きがばったり出くわすようになれば嬉しいのですが。
次回予告/月曜日の午前7時更新
この番組にかける思いを二人から。
ミエ
この番組で取り上げる小説は分厚かったり、まじめな話を書いている硬派な小説が多いと思うけれど、どの小説にもおもしろいところがあって、そのおもしろいところを二人で話したいし、リスナーにも楽しんでもらえたらと思っています。
ダイチ
自分たちが好きな小説をリスナーにも好きになってもらいたいし、リスナーと何らかの形でコミュニケーションが取れたら楽しいと思っています。
自己紹介はこれで終わり。ここまで読んでくれてありがとうございます。
最後に次回予告をさせてください。次回から第１回目になります。最初に紹介する小説は、韓国文学の『ギリシャ語の時間』（ハン・ガン著、斎藤真理子訳、晶文社）です。人と人が本当の意味で出会う小説で、たくさんの人に読んでもらいたい作品です。ぜひお楽しみください。
明日、朝7時にラジオ番組「文学カフェ空飛び猫たち」第1回目配信です！
— 文学カフェ空飛び猫たち (@cafecatwings) June 14, 2020
第1回目は韓国文学ハン・ガン著「ギリシャ語の時間」です！
人の孤独と本当の意味での出会いを描いた、地味だけど良い小説です！
是非お聴きください！#ハンガン#ギリシャ語の時間#海外文学#ラジオ#podcast pic.twitter.com/QNYDFhsVBd
▼【毎週月曜日の午前７時更新】Anchorより配信しています🎧
iTunes、Spotify、Google Podcast等でもお聴きできます。
※Google Podcastは配信に時差があるみたいで、月曜日の午前7時に更新されていない場合があります。
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