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カフェバグダッド20年史

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2004年に設立された「カフェバグダッド」の歴史を振り返ります。①本編となる「年代記」②SNS発展史との関係を記した連載③2024年4月の記念イベントの際に行った20年を振り返る…
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記事一覧

20年のあゆみを振り返る--カフェバグダッド×比呂啓対談⑨(おわり)

「アラブの春」が始まり、チュニジアやエジプトで政権が崩壊。東日本大震災直後の騒然とする日…

20年のあゆみを振り返る--カフェバグダッド×比呂啓対談⑧

テヘラン時代の最後に、「アラブの春」と「東日本大震災」という大きな出来事が起きる。騒乱の…

20年のあゆみを振り返る--カフェバグダッド×比呂啓対談⑦

カフェバグダッドが始めたイベントは、水たばこも提供するスタイルから、中東の生活文化に関す…

20年のあゆみを振り返る--カフェバグダッド×比呂啓対談⑥

カフェバグダッド草創期の話はつづく。六本木のバーや、目黒のホテルのラウンジでも水たばこが…

20年のあゆみを振り返る--カフェバグダッド×比呂啓対談④

2024年4月に開催したカフェバグダッド設立20周年記念イベントでのトーク。映像ディレクターの…

20年のあゆみを振り返る--カフェバグダッド×比呂啓対談⑤

カフェバグダッドの第一歩となった、「一日カフェ」の会場は、東京・下北沢にある「現代ハイツ…

20年のあゆみを振り返る--カフェバグダッド×比呂啓対談③

この回は、映像ディレクターの比呂啓さんが、どのようにして、世界の指導者の肖像画を集めるようになったのか、という話。元々は世界各地の旅行先で買っていたが、ニューヨークに住み始めてからは、知人が旅行先で買ってきてくれたり、米国内でみずから入手したりして、どんどんコレクションが増えていった。 比呂 さっきも話した、ボスのピーターですけど、おみやげに肖像画をたくさん買ってきてくれるんですよ。モロッコに旅行行った時も買ってきてくれて。そこにあるモロッコの王様(の肖像画)は、全部ピータ

20年のあゆみを振り返る--カフェバグダッド×比呂啓対談②

カ 1997年、私は東京にいて、新聞記者をしていました。1991年に新聞社に就職して、1997年に国…

20年のあゆみを振り返る--カフェバグダッド×比呂啓対談①

4月3~7日の5日間にわたり、東京・荻窪のライブスペース「Sugar Cube」にて開催されたイベント…

未来に進んでいくための指針…20年の節目にZINEを発行します

コロナ禍が人生のなんらかの転機になった人は多いのではないか。私も、ある意味そうだ。外に出…

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カフェバグダッド年代記⑧(了)-コロナ禍きっかけにZINE作り、文フリ出展

 2016年早春に帰国して、カフェバグダッド活動を再開したのは、帰国から2年後の2018年4月のこ…

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カフェバグダッド年代記⑦-カイロの伝統的なカフェを味わう小イベント

2011年という年は、日本国内では東日本大震災という未曽有の大災害で、岩手、宮城、福島の3県…

カフェバグダッド年代記⑥-アラブとイランの詩と音楽

カフェバグダッド活動の年代記。2007年はイベントをひとつも開催しなかった。理由はもう記…

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カフェバグダッド年代記⑤-モスク見学付き、アラブ人学者によるアラブ人論

カフェバグダッドイベントは回を重ねていく。アイデアはいろいろ浮上してはきたが、どうすれば、参加者の満足度を高められるかを考えながら、試行錯誤で取り組んでいった。 座学だけではないイベントということで行ったのが、「アラブ人と仲良くする方法」と題した金子貴一さんのトーク。金子さんは、カイロ在住が長く、エジプトやイラクなどでメディア記者やコーディネーターを務めたことがある方。現在は、海外、日本のユニークな場所を訪ねる観光ツアーのガイドをつとめている。「秘境添乗員」などの著書もある。