#52 旅をする (伊勢神宮)4 / 外宮参道でランチ〜二見浦海岸
外宮参拝のあと、外宮参道を伊勢市駅に向かって歩く。
道端にランチメニューを書いた看板を見つけ、遅いお昼にする。
【KAGOME】というお店が2階にあった。
冷たい水がピッチャーで運ばれてきて、ゴクゴク飲んで一息つく。
生き返った。
食品添加物を極力避けて、地元三重の食材で作っている蒸し料理のお店だそう。
せいろと鮮やかな蒸し野菜が目を引く。
たれは中華ダレとポン酢の二つが小皿に入って出てきた。
一番下にはもやしが敷かれて、その上に蒸したかぼちゃ、ズッキーニ、ゴーヤ、ブロッコチー、にんじん、オクラ、緑色の葉物(何かわからない)、トマト、それに鶏肉が入っていた。トマトはさすがに生をトッピング。
目にも鮮やか。
味が違うたれを好みでつけながら食べる。
たくさんの野菜を食べるだけで、体の中がきれいになりそうだ。
小さなおかずもおいしかった。
明太子ポテトサラダがおかわりしたいくらいだった。
あしらった黄色い花がかわいらしくお皿を楽しくしている。盛り付けって大事だ。
伊勢神宮の緑を見ながらお昼ごはんを食べるなんて、なんとなくありがたい昼食だ。一口一口味わっていただいた。
参道の街並みは、昭和の建物がたくさん残っている印象。
タイムスリップしたような。
その中に現代風のおしゃれなお店がポンと現れる。
食べ終えると14時半。
観光地図を見ながらこれからどうするか1人会議。
無理してあちこち行かず、夫婦岩を見に行くことに決めた。
時間があるので、シフォンケーキとコーヒーを注文してゆっくりすることに。
やわらかいシフォンケーキには生クリームがかかってフルーツが添えられ、
紫色の小さな花がのっていた。
もともと楽しかった気分がさらにアップ。
ヘルシーでおいしい食事とデザートとコーヒーを堪能して店を出る。
伊勢市駅から電車で夫婦岩のある二見浦まで。
ローカルな電車に乗って、16時10分過ぎに二見浦駅到着。
6月末日、日が暮れるのが遅い時期なので夕方でも焦らない。
秋ならもう暗くなり始めてるかも。
西日がきつく暑い中を、駅から二見浦の海まで歩く。
いきなり目の前にひらけた海に、開放感と凪いだ海の美しい景色に幸せ感いっぱい。
松林の横のアスファルトの道を、海を眺めながらゆっくり歩いていく。
一緒の電車に乗っていた若い女性の2人連れが少し前を楽しそうにおしゃべりしながら歩いていた。
あまりに海がきれいなので、この木陰の道の段に座ってしばらく海を眺めていた。
平和で穏やかな時間が流れ、ただ幸せ。
こういう時間が必要なんだなと思う。
時間がない時間がないと焦ったり、あれもしないと、これもできてないと焦ったり。あまりに焦った毎日では幸せは感じられない。
海を眺めながら「今、幸せだ」と思う。
海岸をずっと歩いて夫婦岩のある二見興玉神社へ。
続きは次の記事で、、、
お読みいただき、ありがとうございました(^ω^)