カルローズ米でシンプルなリゾットを作ってみました
先日お菓子やパンなどの材料を販売しているcottaさんから「カルローズ米」を提供していただ来ました。
何を作ろうかと悩んでいたのですが、このお米、
日本の短粒種とタイ米などの長粒種の中間にあたるとかで、
私も初めて使うお米だったんです。
なので、ここはシンプルにリゾットか!?と思いまして・・・
私がイタリア料理を作るようになって初めて教えてもらった
ミラノ風リゾット〜Risotto alla milanese〜を作ってみることにしました。
[材料 4人分]
ブロード (無ければコンソメスープで代用できます)500cc
サフラン 1つまみ
玉ねぎみじん切り 4/1個分
ニンニクみじん切り 小さじ1/2
カルローズ米 1.5合
白ワイン 50cc
塩 適量
パルミジャーノレッジャーノ 大さじ4
黒胡椒 適量
オリーブオイル 大さじ2
[作り方]
ブロードまたはコンソメスープ にサフランを加え、温めておく
鍋にオリーブオイルを敷き、みじん切りにした玉ねぎを加えしんなりするまで炒める
玉ねぎがしんなりしてきたらみじん切りにしたニンニクも加え、焦がさないように炒め香りを出す
カルローズ米を加え、油と馴染ませるように炒め、馴染んできたら白ワインを加え、アルコールと飛ばす
4に温かいブロードを米にかぶるくらい注ぎ、フツフツとするくらいの火加減で煮ていく(鍋底からよく混ぜながら)
水分がなくなってきたら都度ブロードを足していく
15分くらい煮たら、味見をし、お米の感じがアルデンテになったら塩を気持ち足りないくらい加え、パルミジャーノも加え、よく混ぜる
味を見て、塩で整え、器に盛り付け黒胡椒を引く
イタリアのお米は澱粉質が少なめなので、煮ている間ずっとかき回してます。
でも、日本のお米は澱粉質が多くてベタついてしまうので、あまり触らないようにしていきます。
今回のカルローズ米は気がついたら掻き回す程度で大丈夫でした。
他のことしながら水加減を見て、掻き回す感じ。
塩加減はチーズの塩味により異なるので最初はちょっと足りないかな?くらいで。
チーズを入れて味を見て、お好みで調整してみてくださいね!
今回のカルローズ米、味は美味しかったです。
食感も気になるような感じではなかったのですが、やはりイタリアのお米と比べるとサイズが小さい!
どちらかというと日本のお米に近い感じがしました。
薬膳のお話
今回作ったミラノ風リゾット。
材料も少なくて、簡単に作れるのですが、絶対に忘れちゃいけない食材にサフランがあります。
このサフランはクロッカスのオシベなのですが、綺麗な黄色い色を出してくれすハーブの1つです。
黄色い色を付けるのはイタリアではリッチな感じ(黄金色に輝くみたいな)にするために使われていたりもするそうなのですが、リッチな見た目以上に女性にとって嬉しい効能を持っているのがサフランなんです。
サフランの効能は、活血・化瘀・涼血・解毒・調経・解鬱
血の流れを良くしながら、気の通り道を整えてくれる作用があるんです。
なので、血行不良・月経不順・シミ・くすみ・ストレスなどに効果があると言われています。
少しの量で綺麗な黄色を出してくれるサフラン。
効果も少しの分量で大丈夫。
和食ではなかなか使うシーンがないかもですが、洋食なら
リゾットや、パスタ、スープなどに使えます。
血行が悪くて肩こりがある方や、お肌がくすみがちな方にぜひ!!使ってみてくださいね!
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