【卵不使用】ホエーで作る白いパンケーキ

小学生のころ、社会科の授業でパン工場の見学に行きました。

学校の給食のパンを作ってくださっていた工場への訪問でした。

そこで働く人への質問コーナーが設けられていて、生徒は前もって質問を考えておく必要がありました。

私は何も思いつかず、「黒パン（当時、給食で時々出ていた黒いパン。ほんのり甘くて美味しかった）はなぜ黒いのですか？」という、ひねりのない質問をした記憶があります。

工場の方の回答は「作るときに黒糖を使っているからです」とのことでした。

少し考えてみたら当たり前なのですが、当時は「黒パンってだからちょっと甘いのか！」と感動しました。

黒パンから連想されるのは白パンです。

表面部分も含めて全て真っ白なテーブルパンって何となく特別感がありませんか？
私だけでしょうか。

白いたい焼きや白い●●、といった白い食べ物は定期的に出てくる気がします。

そんなわけで白いパンケーキを作ってみました。

水切りヨーグルトから出てくるホエーを使い、卵不使用です。

白く焼くコツはひたすら弱火、低温でじっくり焼くことと、砂糖を控えめにすることです。

メイラード反応といって、砂糖とタンパク質やアミノ酸を一緒に加熱すると茶色くなります。

このメイラード反応をできるだけ起こさないように、また生地が焦げないように低温で焼くと、色白なパンケーキを作ることができます。

もちもちふっくらしており、また甘さ控えめなので朝食などに良いのではと思います。

いつものパンケーキに飽きたら作ってみてはいかがでしょうか。