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【2024年の振り返り】今年一年のやってよかったこと・やめたこと

今年の振り返り、今年のうちに!ということで、2024年をテーマごとにダイジェストで振り返っていきたい。


エモ活編

どう生きれば幸せな人生なのか。

幸せの形は人それぞれ。正解があるものでもない。けど、今のところ「心躍れば優勝なのでは?」と私は思う。そのうち変わるかもしれないけども。

そんなわけで、去年と今年の抱負は「やりたいことやったもん勝ちエモ消費」。魂(エモーション)を揺さぶる活動をエモ活と称し、軽率で無鉄砲かつフッ軽に心を躍らせに行ってみた。

何回出かけたら勝ち、たくさん行動したら偉い、というわけでもない。心踊る体験ができたり満たされた気持ちになったり発見があったりして、はぁ〜良かったな〜と思えればそれで良い。


アート鑑賞 巨匠の生涯から人生長いなと思った話

今年も昨年に引き続きたくさんアートを鑑賞した一年だった。コロナ禍に美術館に通い始めて数年。知識がついてきたり、本を読んで鑑賞スタンスについて考えたり、西洋美術史や世界史を勉強して背景を理解したり、アート鑑賞がだいぶ体に馴染んできた。鑑賞して感じることも考えることも増えたし深まっている。

アートを見るのは楽しくてやめられない。


今年は印象派が始まって150周年の年。印象派の名前の元になった絵画を描いた画家、モネ。モネの展覧会が豊富で嬉しい一年だった。

モネの光の印象で描かれた風景を見ていると、フッと、絵画の中に入り込んだような、絵画ではなく窓の外の風景に見えてその場にいるような。そんな没入できる瞬間がある。この瞬間が好きだ。

朝のセーヌ川の霧たち登る湿った冷たい空気、夏の鬱蒼とした草の青臭さ、秋の夕焼けにサラサラと靡く乾いた草、雪景色の中からボワっと浮かび上がる機関車が熱い息を吐いている様。

この没入感は、絵画を見ているだけでも沸く。が、イマーシブミュージアムをみたことで想像力のギアが一つ上がって、没入感が深まった気がしている。

今年はゴッホ、モネのイマーシブミュージアムを2つ見た。イマーシブミュージアムではプロジェクションマッピングで絵画の中に強制的に没入させられる。現代のテクノロジーを駆使してウネウネと絵画が動いたり、本来描かれていない絵画の奥行きの中に誘われたりする。「こんな見方はいかが?」と見せられることで、想像力の限定を解除させられた気がする。

プロジェクションマッピングで絵画を見るだなんて邪道では…?と薄ら思っていたけど、現代のテクノロジーがあるからこそ新しい見方ができ、その目で原画に向き合うと新しい扉が開ける。年齢を重ねても、新しいものを邪道と毛嫌いせず、「どれどれ、どんな味かしら?」と軽率に味見したい。

モネやマティスは生涯、創作や探究、変化をやめなかった。モネはとっくに巨匠の地位を築いているのに「水に映った光が堪らないのに気づいちまった。もう年なのに…!」と還暦を前にして新たなテーマを見つけて震えている。マティスはおじいちゃんになってから「切り絵でもやるか」と新たな技法に進出。最近だとデイヴィッドホックニーがおじいちゃんになってから「iPadっておもしれー!」とデジタルアートに踏み出している。

来年は30代の折り返しになる私だけど、年齢的に今からできないことってそんなにないんじゃないか。いつまでも新しいことに踏み出す巨匠たちをみていると、そう思わされる。なんでもやってみたらええ。ええやん、ええやん

オモロかったら何でもええやん
👈👆ヤンヤン ヤヤンヤンヤンヤーーーン👆👉

来年もこういうメンタルで行きたい

feat.吉本にはこういう人がいます


旅行 久々に海外旅行に行く

今年は国内旅行3回、海外旅行1回。出張や用事ついでのウロチョロも含めるともう数回増える。名古屋、大阪、神戸の中心部はだいぶ歩き慣れてきた。

今年はコロナ禍ぶりに出張以外で海外へ行った。

死ぬまでに一度行きたかったニュージーランド。間違いなく人生のハイライトになる素敵な旅だった。素晴らしい景色の自然や街並み、美味しい食事、現地の歴史や文化。楽しいばかりである。

日本の常識や価値観がない土地に降り立って、現地の価値観に触れてみる。目の前の人に親切にするのはやりたいし、こういうのはやめたいなと、人付き合いの距離感について考えた旅でもあった。

旅行は一度行けばその後生きている限り思い出を擦り倒したり、人に思い出を話したりできるから絶対に元が取れると思っている。


お買い物編

一生物の記念リングを買う

今年も色々買った一年だった。お財布はキュウキュウだけど、豊かに生きていくために必要なものが変えたのでヨシとする。

年明け早々に、今年最大のお買い物をした。結構すぎていた夫との交際10周年の記念リング。一目惚れで忘れられず他のリングとは一切比べていない。このリング一つだけを狙い撃ちで何度か試着して買った。

自力で買ったジュエリーとしては桁外れに高額。だけど、温存せずに服装問わずガシガシ付けている。もうすっかり自分に馴染んだ。

このリングを一つ身につけるだけで、「一ついいものをつけているな」という自負で背筋が伸びる。買って本当に良かった。一生物である。

このリングを買ってから、一生物ってそんなに要らないな?と気づいた。私はたくさん持って少しずつ使うより、ぶっち切りのお気に入りを繰り返し何度も使いたい。

ハイブランドの値上げラッシュに焦る気持ちもあるけど、値上げしすぎたハイブラは中間層から見放されてブランド価値が下がることも。(今年のラグジュアリーブランドの株価はまさにそれ)固い意志で自分軸で冷静に選びたいな。

🪨我、岩也…!🪨
(キングダムの剛力)


買い物上手への階段を登る

買った服について直近5年分を記憶と記録の限りnoteに綴っている。

今年は数値目標はなく「エンジョイすること!」を目標にお買い物していた。結果、結構満足なお買い物イヤーになった。来年も楽しくお買い物するマインドを1番に大切にしたい。


便利家電は生活を豊かにする

今年買ってよかった大賞は、シャープのオーブンレンジ、ヘルシオ。私の食生活がググっと豊かになった。

便利で賢い家電は投資して元が取れすぎる。家電のサポートを借りつつ、快適に暮らしていきたい。

今気になっているのは炊飯器。まぁ、今の炊飯器もそこそこ良いものではあるんだけど、冷凍ご飯専用の炊き方とかできるらしいからさ…?気になりはするよね。


健康編

ピラティスが続いた

3月に始めたピラティス。始める前は腰が重くて中々始められなかった。始めてしまえば心身がスッキリして気持ちよく、今度は辞める方が面倒。ルーティーンとして通い続けていたら10ヶ月経っていた。

ピラティスは初めて本当に本当に良かった。

姿勢が良くなったのか体幹が強くなったのか、立ちっぱなしが辛くなくなった。地面にグサっと足を突き刺して真っ直ぐ立てる感覚がある。全然違う。美術館で立ちっぱなしで2時間鑑賞しても腰が痛くない。そういえば肩凝りもないかも。

ピラティスにはマシンを使うマシンピラティスと体一貫でやるマットピラティスがある。両方やっている。マシンはマシンの負荷を借りて自分じゃできない体の使い方を覚えられるのがいい。マットは家でも再現できるのがいい。家での運動習慣もついた。

何より、ピラティスで追い込まれている時間は、頭の中から一切の悩みや煩悩が無くなるのがいい。身体の使い方を考えることや、運動負荷にしんどい〜〜な気持ちで頭の中はキャパオーバー。他のことを考えている余裕はない。

仕事でモヤ…としてピラティスに行くと一旦モヤモヤを頭から切り離せる。そうすると冷静になって「ここが間違っていただけ」「私が気に病んでもどうにもならないね!」と気づける。これが本当にいい。

痩せたとかそういう効果はなく、体重は一切変わっていない。が、心身ともに健やかになれるピラティス。来年も続けるぞ❤️‍🔥


美容編

ピコトーニング8回コースを終える

昨年始めたピコトーニング。今年の春先に通い終えた。

通うきっかけになった肝斑はほぼ変わらなかった😇が、毛穴はめちゃ小さくなったし、今でも保たれている。

肌が綺麗になったのは施術の成果はもちろん、施術を受けて肌の扱い方が変わったのも大きい。ピコトーニングという「あぁっ!肌がグサグサにやられている…!」と感じる刺激強めな施術を受けることで、「あんなにレーザーを当てたんだから優しく触ろう…」と肌への触れ方が変わった。

今までは積極的に角栓を取っていた。けど、ピコトーニング後は肌に強い力を加えるのが怖い。しばらく優しめなケアを続けていると、角栓を取らなくても角栓はたまらないし、優しく触ってもメイクは十分落ちると分かる。ピコトーニング直後でなくても優しいケアを続けるようになった。

肌が綺麗になったのでファンデをやめた。下地にパウダーという二十代の頃のメイクに戻した。

肝斑は顔への刺激を避けていると治るらしい。来年も顔には優しくしよう…!


二の腕コンプレックスを緩める

noteで度々言っているように、私は二の腕がコンプレックスである。

ルッキズムはおかしいと分かった令和。コンプレックスなんて持たなくていいのは頭では理解している。が、心がついてこない。どうしようもなく気になってしまう。この気持ちに蓋をして無かったことにするのは、それはそれで自分へのネグレクトである。

生きてる限りずっとこのコンプレックスを抱えていくんだろうか?
否、ここで断ち切ってやろう!

ということで、腕を細くするため、美容医療のクールスカルプティングを受けてきた。脂肪を冷凍して破壊する施術である。

二の腕コンプレックスにドカンと課金してお財布を痛め、肉体的にも苦痛を伴う施術を受ける。

「なんでこんなにお金を払うことになったのか」「なんで二の腕がこんなに気に入らないのか」。自分のコンプレックスにも深く向き合った。

身体的な結果は結構出たし、たくさん考えたことでメンタル的にも変化があった。

私が長年抱えていた二の腕コンプレックスは完全には消えていない。が、身体と精神が変わったことで、だいぶ緩んで楽になった。本当によかった。来年はTシャツとか着ちゃおうかな。と思っている。

実はクルスカを受ける直前から5ヶ月間、観察日記をつけている。下書きのまま書き足され続け、アングラで15,000文字超えの暗黒物質になっている。このアンチルッキズム時代に堂々と公開できるものでもない。お焚き上げの意味で有料で投稿しようかな。


メイクレッスンに行く

年一でコスメをまとめ買いする習慣なので、「どうせならメイクレッスンでまとめ買いしちゃえば?(天啓)」と思いつき、行ってきた。

結果めちゃめちゃ良かった。自分に似合うコスメの色を選んでもらえたことも、メイクの仕方を教えてもらったのももちろん良かった。けど、メイクアーティストの方が自分の顔の特徴を宝物のように言ってくれて、自分の顔の愛し方が分かったのが何より大きかった。

来年はメイクがもっと楽しい一年なりそう。


推し活

推しを推すって素晴らしいな!!と思った年でもあった。


オードリーを推す

好きでずっと聴いているラジオ、オードリーのオールナイトニッポン。5年前のイベントでは武道館のチケットが当たらずライブビューイングをしていた。

今年、東京ドームで15周年イベントがあった。今回は当選。しんどかった時期に当たって前を向けて救われた。

2008年元旦、日付が変わって祖父母や親族がこたつで寝落ちする中、まだ起きていた私は面白荘でオードリーを知った。この時期はお笑いブーム。私も例に漏れず夢中になっていた。あの年のM-1、オードリーが敗者復活で勝ち上がった。M-1の決勝3組は特別面白くて、録画を何度も何度も見返した。

審査員としてM-1に戻ってきた2008年の決勝組。ノンスタ、オードリー、ナイツの並びを見て泣いちゃうかと思ったよ。


令和ロマンを推す

実物の漫才をなんばグランド花月で見て、その年のM-1で優勝して、特番の娯楽語りが大大大好きで、にわかに推している令和ロマン。

なんか、古参ファンより遠慮しないといけないのかなと思って「にわか」「一時的」「軽いファン」と誰をするわけでもなく言い訳じみたことを言っていた。

が、くるまと永野がやっている番組、引っかかりニーチェにこんな話があった。にわかファンやワーキャーファンのおかげで稼げる商売が本人たちに発生するのだから、彼らも立派なファンでしょ!と。なので、遠慮なく推すことにした。私もファンである!!!

漫才過剰考察は「お笑い」というニュアンスや雰囲気で楽しむ分野をバキバキに言語化して分析している。これを読んだ後に今年のM-1を見た。ので「苗字という大衆にわかるテーマ。これは寄席的な漫才なのでは!?」「トムブラウンは、ないないを繰り返すことで客の中のあるあるに昇華しているのでは!?」と理屈が頭の中でグルグルしながら見た。ちょっと忙しかった😂私はそういうの考えずに楽しむ大衆側でいる方が向いているのかも。

とも思いつつ、ノンスタ石田の本も気になって仕方ない。来年のM-1まで時間はあるし今のうちに読むか。


今年やめたこと編

幸せに生きるためにアレもやりたいしコレもやりたいと欲張っていると、時間は足りない。

何にフォーカスして没頭するか。裏を返すと、何をやめるか。選択と集中が大事な気がしている。1日は24時間だし。

何となくテレビを点けるのはやめた

テレビは見たい番組がある時にだけ点ける。何となくは見ないことにした。テレビが点いていると、面白くてもそうじゃなくても意識が一部持っていかれる。興味があるわけじゃないのに、頭のキャパが割かれるのは気に入らないなと。

帰宅後にシンとしたリビングに、何か流しておきたい時もある。そういう時は、TVerやサブスクでお気に入りの番組を流す。オンエア中のテレビ番組よりも自分で選んだものを自分のタイミングで見たい。

疲れている日にお気に入りだったのは優しい味。きのう何食べた?、私の家政婦渚さん、ダンジョン飯、ラーメン赤猫。

元気な日はカロリー高めに、ゴールデンコンビ、1122、あちこちオードリー、推しの子、水ダウ、MIU404、アンナチュラル。

今見ているのは「親友リアリティーショー」のベストフレンドハウス。仲良い人が集まってゆるゆると楽しそうに過ごす姿に幸せな気持ちになる。


マシュマロをやめた

匿名質問箱のマシュマロ。スマートに色んな質問に答えている人たちに憧れて、私もやってみたい〜〜!とやってみた。たくさん質問をもらえて嬉しかったし、答えるのが楽しかった。送ってくれた人は本当にありがとう。

が、価値観が海外旅行で変わった。現地の人は見ず知らずの私にすごく親切にしてくれたし、私からの感謝を喜んで受け取っているように見えた。豊かなコミュニケーションってこういうことじゃなかろうか?と。

全く誰か分からない人との一方通行なコミュニケーションよりも、相手が分かる人とのコミュニケーションを大切にしたい。オンラインでも、オフラインでも。

ということで、マシュマロはやめた。答えるのに結構な時間を使ってしまっていたのもある。楽しいんだけど、やりたいこと全部はやっていられない。選択と集中である。


まとめ

今年の3大やって良かったことを挙げるなら、ニュージーランド旅行、ピラティス、オードリードームライブ、かな。

中々充実していて幸せな一年だったよ🤞

世の中にはもっとアクティブに行動している人もたくさんいる。尊敬するなあ。行きたいところに行きたい時に行く。やりたいことをやりたい時にする。シンプルだけど結構エネルギーがいるよね。

往々にして上には上がいるし、下には下がいる。他人って80億人いる。人と比べてもキリがない。

アクティブな人を見ると羨ましくなってしまうけと、私は私のペースで楽しんでいきたいな☺️

人に勝つためではなくて、私が私の人生を充実させるためだから。

来年もハッピーに生きるぞっ!


🌊今年もお世話になりました🌅
🎍良いお年を!🎍


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重ねおり
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