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ラファエル著 「無一文からのドリーム」

今回も読書ネタです。
ラファエルさんの「無一文からのドリーム」を読んでの感想と気になった箇所の引用をお届けしたいと思います。

その破天荒な芸風(といっていいのかわかりませんが)から国内でもトップクラスの人気を誇る著者の壮絶な半生が書かれている作品です。

皆さんの中にもこういった成功者の著書を読んで「やっぱりこの人だから成功できたんだ」
「自分には到底無理だ」
と思ったことはありませんか?

僕もそうです。
ですが、それって逆説的な言い方をすればそれだけ自分たちは恵まれていたということなんですよね。

つまりそこまで切羽詰まった人生を送っていなかったということ。
ぬるま湯人生だったということなんです。

僕自身あまり彼のことは詳しくなかったのですが、ラファエルさんという方は一般的には決して恵まれた環境で育ったわけではありませんでした。

その生活の中でおそらく今に至るまでのハングリー精神といったものを構築していったのでしょうが、それ以前に彼は「やるしかなかった」のだと思います。

最初から「強く生きよう」としたわけではなく、結果的に「強い自分が出来上がった」といった言い方の方が正しい気がしました。

さて、前置きが長くなりましたが今回ははその中から特に印象に残った箇所をたった1つだけご紹介いたします。(すいません、まだ風邪が治らなくて…ですが、僕的にここに彼の思いが全て込められていると思いました!)

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第4章YouTuber期「根本で求められるのはモチベーション。それから根気だ」

僕の場合、こう思いながらYouTuberとしての第一歩を踏み出した。
自分がやってダメなことなら、他の誰がやったってダメってことなんだ」というくらい、やり切る自信と覚悟を持って挑んだ。
一番大切なのは、そういう心の構え方だと思う。

この作品は前半は生い立ちやその年代ごとのエピソードについて書かれています。

そこにも彼のエッセンスがたくさん込められていますが、本書の伝えたかったところはここに尽きると思います。

「自分がやってダメなら、他の誰がやってもダメなんだ」と思えるくらい徹底的にやり切る。

最初は彼の壮絶な生い立ちとその成り上がりっぷりについて書いてある本だと思って読んでいましたがそうではありませんでした。

そこはあくまでも入り口であってメインは第4章のYouTuberになってからです。

数字に裏打ちされた戦略、情報、徹底した自己管理、メンタル、モチベーション、今後の展開。

読み終えた時にはラファエルという人間がどうして世に出ていくことができたのかがわかるでしょう。

結局どの業界でも長く成功を収めるには「終わりから考えて今を逆算できる人間」なのだと思いました。


最後に他にもいくつかご紹介しておきたいと思います。

・環境、生い立ちのせいにしないでベストを尽くす不屈のバイタリティ
・圧倒的な仕事量とコミュニケーション能力
・「やりたいこと」ではなく「できること」にフォーカスする
・YouTubeの終わりを見据えてのリスクヘッジ

以上のようなことについても書かれてあり大変興味深い内容になっていました。

熱いハートと、冷静な頭脳を持ち合わせたラファエルさんの動向に今後も注目です!







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