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続・43歳男性が女性Vo.を紹介します。5曲+1曲。

前回に続いて43歳の元TSUTAYA店長が、ただただ大好きな女性ヴォーカリストたちを推して行きます!じっちゃんの名にかけて!!

1.Cocco

失礼を承知で言うと、私の中でCoccoという存在は一度終了している。Coccoは唯一無二、不正出のシンガーだ。彼女の歌う姿は、まるで命を削って紡いでいるかのような刹那的な魅力があった。代表曲の一つに『強く儚い者たち』という曲があるが、正に彼女そのものを象徴するようなタイトルだ。そして、彼女を語る上で避けられないのがMステ事変。Coccoを知る者であれば驚きと共に受け入れることが出来たと思うが、知らぬ者は『?』だっただろう。そのまま彼女は活動を休止した。一度終了したのだ。その後2006年に本格復帰し、現在も多方面で活動中である。

2.Cymbals

シンバルズの魅力は“ポスト渋谷系”とも称された洗練された音楽性と、現在はソロで活動している土岐麻子の、声フェチを虜にする澄んだ歌声にある。セールス的には決して成功したとは言えないが、業界内での評価は高かった。動画の『Highway Star,Speed Star』は心地良い疾走感が堪らない楽曲で、発売当時私のお気に入りのドライブミュージックでした。

3.吉澤嘉代子

一見文系な雰囲気の吉澤さんだが、ミュージシャンを目指したきっかけがサンボマスターと公言しているだけあって、音楽性は非常に多彩。ポップだったりジャジーだったりコミカルだったり。彼女の魅力もまた歌声にある。『残ってる』は特に彼女の特徴的で繊細な歌声が堪能出来、楽曲の世界観やMVまで、名曲と自信を持って推せる逸品です。

4.Bjork

ビョークは…、取り上げておいてアレですが、どう推せば良いのかわからない。ジャンルとしても括り難いし(オルタナとかエレクトロニカだけじゃないし)、なんかもう、凄いんですって感じ。神です。長く活動を休止しているけれど、聴いたことがない人は絶対聴いてほしいし、映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』も観てほしい(私は観るのがつらくて1回しか観てないけど)。表現力が追いつかない…。

5.BiSH

遂に紅白まで辿り着いたBiSH。“楽器を持たないパンクバンド”のキャッチコピーだったり、アイドル枠に括られたりしているが、立派にアーティストを名乗って良いと思います。歌はアイナとチッチが軸であったが、年々1人1人の個性が際立ち、特にコロナ禍でライブが出来ない間に個人力が確実にレベルアップしていた。プロデュースの松隈ケンタ氏の楽曲もクオリティ高く、アイドルと侮るなかれ、な6人である。

おまけ. PEDRO

PEDROはBiSHのアユニ・Dのソロプロジェクトであり、スリーピースバンドだ。BiSHに加入するまでただの素人だったのに、2年後には日本最強女性ギタリスト田渕ひさこを従えてバンドを組んでいる(受け身だけど)という奇跡。作詞のワードセンスも抜群で、『生活革命』では涙のことを「花にもやれない、しょうもない水です」と表現している。歌は上手とは言えないが、癖になる声。変な笑顔。あぁ、語り尽くせない…。

まだ推しがたくさんいるので、もう1回続きやるかも・・・。

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