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お仕事仲間その2:動かないと死んでしまいそうな行動力の鬼【お仕事のお話】
その人は元自衛官である。
最初は驚いた。
「自衛官がなぜうちに???」
彼女は行動力の鬼だ。
表現が悪いかもしれないが、本当にそうなのだ。
会社でやりたいことが見つかった時、
彼女はすぐに実行する。
最初はそれはそれはうまくいかなかったそう。
それはそうだ、なんの根拠もなく「ただやりたい」だけで上位者は動かない。
彼女は会議で泣きながら諦めざるをえなかったこともあるらしい。
そこで彼女は周りから攻めた。
周りにとことん協力をお願いして、
「はい」というまで頼み込む。
最初は周囲もめんどくさがったが、
次第に面白くなってノリノリになる。
その対象は徐々に上位者になり、
次第に会社全体で新しいことに取り組むことになる。
その例として、
会社で今までなかった部活を立ち上げたり、
食堂のメニューをホテルとコラボしたり、
健康企業とコラボして社員に健康意識を芽生えさせたり....
自社商品のガチャガチャまで作った。
最近では有名シェフと会社がコラボすることも珍しくなく、
「あ〜、彼女らしい企画だな」とみんな思っているに違いない。
1年前に泣く泣く取り下げた企画書は、
1年後に上司に「あれ、もういっぺん見せて?」
と言わしめたそう。
身近な協力者から攻めて、徐々に会社全体の風土を塗り替える。
一平社員、しかも中途採用者としてはなかなかできることではない。
でも多分その行動力は、自衛官出身だから身についているのだと思う。
自衛官時代は、いつ緊急事態に陥るかわからない。
何かあったらすぐ行動。
それが長年の経験や訓練で身についてしまったのだと思う。
後は、周囲の笑顔を見たい、ただそれだけのことが、
彼女のフットワークを軽くする。
彼女はいう。
「失敗したって誰も死なへん!」
まさしくその通りである。
それはわかっていても、私は優柔不断で躊躇してしまうことが多いし、
日本人ならそういう面がある人も多いと思う。
だが、彼女はやる。
自分のためにではなく会社のため、お客さんのため。
もちろん「やりたい」の根本は彼女のアイデアだから、
彼女の「おもろそうやん!」はすぐに行動として動き出す。
そんな彼女が、副業でライター仕事もしていると聞いた。
さすが、動いてないと死ぬんだなと思ったが、
ライターは私にも興味があった。
だからこうしてnoteを書いているわけだが、
うちの会社はあまり副業している人を知らない。
身近に、しかも興味のある職業で副業している人がいた!
しかもその範囲は幅広い。
弁護士事務所とも契約したり、ライター以外にも色んな職業で副業していた。
「業務に支障なければ大丈夫」
とのことで、案外すんなり副業できそうだと知る。
書くことをしばらく諦めていた。
収益化なんて自分には難しいと思っていた。
でもまずは実績を作ること。
それがないなら誰も私の文章を選んでくれなんかしない。
でも、その一歩は踏み出そうと思えば何だっていいんだと思った。
ちょっとやる気が出た。
おろそかにしてしまっていたnoteの更新を、
がんばってみようかなってやる気が湧いた。
彼女にはいつも勇気をもらえる。
ちょっと横暴な時もあるけれど笑
行動力の鬼に追いつけるよう、
重い腰を上げてこのnoteを書いた。