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CULTURE

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株式会社水中のスナックへのこだわり、込めた想いについて。
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#あたらしい自分へ

嗚呼、なんと「入りづらい」ことだろう、スナックは

煌々と光る怪しい看板。不明な料金体系。 扉の向こうには何があるのか。 その重い扉を押したとしても、内輪なコミュニティ。 常連客がふんぞりかえってさえ見えるかもしれない。 ーー新参者に優しくないっ!昔は、先輩たちが教えてくれたであろうスナックの入り方。 今は、誰も教えてくれないがネットが教えてくれる。 この記事にあるマナーのうち「家にお邪魔する時のように謙虚な姿勢で」とある。ーーなんだそれ? 飲みに行っているのに、気持ちよく飲むことを許されなさそうだ。 Q.自分にとって最

嘘がつけないくらい脳内が騒がしい1日の記録

4月1日例年、前日からソワソワする。 新しい年度、新しいクラス、新しい学校。 世渡り上手な私は、新しい環境はどちらかというとワクワクする。 加えて、私は学年一の早生まれ。 この日が誕生日である。 だから、決まって「今日なんだか生まれ変われる気がする」を 身に纏って歩く日なのだ。 *** 今年も、例に違わず前日からソワソワしていた。 大学同期の華々しい門出、華々しい進路。 「明日から、みんな立派に働くんだよな〜」 なんて考えながら寝てしまったのが悪かった。 結局よく眠れ

とんでもない沼にハマったーーそこは半地下のスナックだった。

私はスナックが好きな、いわゆる「スナ女」に分類される。 ただ、言わせてもらいたいのだが、相当スナック好きだ。スナック狂いだ。 普段は70歳のママが働く場末のスナックでチーママをしている。 カラオケで流れる昭和歌謡にはまりだし、それらを鬼リピし、休学して行ったカンボジアでは屋台を買って、路上で現地の人相手にスナックをして「この人何しとん」という謎な目を向けられ、何も知らず大統領の家の前の路上でスナックをしてしまい警備官にめちゃ怒られて急いで逃げたほどである。 そんな私は、ちょ