マガジンのカバー画像

CULTURE

11
株式会社水中のスナックへのこだわり、込めた想いについて。
運営しているクリエイター

#郊外

多くの人に小さく頼っていたいし、低空でいいから飛んでいたい

レイワな時代に、なかなかショウワな暮らしをしている 平成10年生まれといえば、この私である。 *** あちゃ〜、ま、そうだよね。 1月6日。 ママから休業の連絡が来たが、この「あちゃ〜」を感じるためだけに店に足を運んで、ママの字はやっぱり達筆だな〜と感心するなど論点のすり替えをして、ヤバさから目を背けていた。 正直にいうと、私の収入は90%くらいスナック営業によるので、例の宣言の影響をバッチリと受ける。 この1ヶ月は、財布の中を頭に浮かべながら、スーパーのセール品に「

不安とどう共存できるかばかりを研究するチーママが、またもや墜落した話

私はしばしば、自分の調子を飛行機に例える。 目標は、堕ち切ってしまわないように、低空に飛行し続けることだ。が、実際には全然うまく操縦できない。墜落しまくっているのが現実だ。 *** 墜落すると、家から出たくなくなる。何もしたくなくなり、できるだけSNSの通知も無視したい。通知が来るたびに、体がずしりと重くなる。何もできない自分にプチ自暴自棄になり、お菓子に手が伸びる、、など逃避行動に出る。それでまた、自己嫌悪になったりするのである。自分の場合、人がひたすら食べる動画をyo

とんでもない沼にハマったーーそこは半地下のスナックだった。

私はスナックが好きな、いわゆる「スナ女」に分類される。 ただ、言わせてもらいたいのだが、相当スナック好きだ。スナック狂いだ。 普段は70歳のママが働く場末のスナックでチーママをしている。 カラオケで流れる昭和歌謡にはまりだし、それらを鬼リピし、休学して行ったカンボジアでは屋台を買って、路上で現地の人相手にスナックをして「この人何しとん」という謎な目を向けられ、何も知らず大統領の家の前の路上でスナックをしてしまい警備官にめちゃ怒られて急いで逃げたほどである。 そんな私は、ちょ