地域活動の根拠
原点に立ち返る&参考本の紹介
地域包括支援センターに所属して
7ヶ月になろうとしています
介護の現場にいたころに比べ、研修の機会がぐっと増え、
ありがたい環境だなと思っています
たくさんの研修がある中で、とある研修案内をきっかけに
地域活動に興味を持った頃のことを思い出しました
福祉について学びを深めようと福祉系の通信大学に
在籍していた頃、地域福祉に関する科目に「暮らしの保健室」
の紹介がありました
暮らしの保健室とは……
2011年に訪問看護師の秋山正子さんが東京・新宿の団地で開設。
誰でも無料でさまざまなことを相談でき、そこにいるだけで
ホッと安心できる場所
仕事と家の往復だった日々
友人とも疎遠な感じ
何となく第3の居場所を求めていた自分にとって
こういった場所があったらいいなと
すごく刺さったんですね
というのも私は、夫婦二人暮らしだということもあり、
子どもがいたら、得られたかのも知れない地域との繋がりや、
夫の転勤先についていき孤独だった日々のこともあって
今思うと、ちょっとした交流が持てて、
気軽に誰でも来ていいよ、
という居場所を求めていたのだなと思うのです
それから学びを深める中で、
たまたま募集のあったコミュニティカフェを作ろうという
呼びかけに参加することになりそれは、今も続いています
そして、包括の職員となり、更に様々な活動に関わらせていただき
世界が広がったような日々を送っています
ありがたいことです
冒頭で触れた最近、
とある研修の案内に「社会的処方」という言葉
に久々に出会いました
やはり大学で学んでいたときに手にとった本です
11月に著者が講師の研修があるそうです
可能なら参加したいのですが
予定と調整かなと思っています
久々に読み直そうと思いました
繋がり・居場所……
簡単なことではないですが、
何度でも原点に立ち返り、できることを
やってみようと思い直せた出来事でした