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周囲へ病名を伝えるとき。


COCOです🎈


今回も「闘病体験談」いってまいりましょう!

この記事では「適応障害と告知されたけれど、

周囲の人には、どのように、病気のことを話したか?」について

詳しくお話できればと思います!


精神的な疾患の場合、周囲への伝え方って、特に難しいですよね。

最近はかなり、そういった病気に対する理解も進みつつあると思いますが、

それでもまだ、戸惑われることも、しばしばです。


実際に「どのように病気を話したらいいんだろう」と悩む方へ、

私の体験が参考になれば・・・と思い、ご紹介いたします☆


※前回の予告にて、彼氏との一悶着についても、

合わせて記載するとお伝えしましたが、

改めて、構成を考え直してみて・・・

次回の記事にした方が、おさまりが良さそうだったため・・・

次回にいたします!涙 楽しみにしていた方、すみません!涙


前回の記事への、スキ!も、誠にありがとうございました!

大変ありがたいことに、投稿に対して、

反応がいただけるようになってきており、励みとなっております。


それでは本日もー!Let' Go です!!


1、【周囲への病名告知】家族へ


(※前回の記事の続きとなります※)


①母へ <すんなり>

母への告知は、とてもすんなり済みました。


無事に初診を終え、病院までの迎えをお願いするLINEで、取り急ぎ

「"うつ"ではなかったよ!!!」と、報告LINEを入れました。


母も、それを受けて安心したのか、

非常に喜んだ様子のスタンプ(笑)が、返ってきたような気がします。


そして、帰りの車内で、"適応障害"であったと、報告。

診断書が貰えたこと、いつからいつまで仕事を休むこと等も合わせて。


実は、大学の恩師の元へ行った時、(詳しくは、#04 元OLの適応障害ゆる闘病ログ -発覚までの経緯- をご参照ください)

母も恩師と顔を合わせて、話をしていたこともあり、

すんなりと、病気のことを受け入れてもらえました。


②父へ <難航>

父への告知は、やや難航しました。


というのも・・・

ぶっちゃけ、私はあまり、父の性格が得意ではありません(笑)

仲もそれぼど良くないです。


父は薬剤師なので、

病気に対する、知識や理解はあるのですが、

何せ、頑固で理詰めでひねくれ者なところがあり・・・!

自分の気持ちについて、相談をした時に、

どんな反応が返ってくるのか、その反応に、自分は対応することができるのか、

不安を感じていました。


なので、「何かがおかしい」と感じてから数日間は、

母だけに、相談しており・・・。

「お父さんには、絶対、この事言わないで!」と、

口止めをしていました。(ごめんよ、父。)


告知についても、自分から直接ではなく、

私の様子を見つつ、母が父に伝えてくれたようです。(ありがとう、母。)


③弟へ <難航>

弟への告知も、難航しました。


というのも・・・

弟は、私が発病した時、受験生でした。

なので、できるだけ弟には気を遣わせたくない・・・。

それは、私の願いでもあり、家族の願いでもありました。


また、「年下の弟に、自分が弱っている、かっこ悪いところを見せられない」

という、お姉ちゃんとしてのプライドもありましたね。


そんなこんなで、主治医に病名の告知をされてから、

1週間ほどは、弟には秘密にしていました。

弟はちょうど夏休みでしたが、塾への通学があり、

ほとんど家にいなかったので、さほど影響は無かったです。


ですが、私も仕事を休んだり、頻繁に通院するようになったりすると、

どうしても誤魔化しが効かなくなってきました。


どうしよう・・・と、考えあぐねていたところ、

一足先に、母より告知を受けていた父より、一言。

「こういうことは、早めに伝えた方がよい。家族なんだから。」


確かに。それならば。と、私も、半ば強引に覚悟を決め、

家族会議が開かれ(笑)家族全員の前で、父から弟へ、

私の状況が伝えられました。


告知を受けた弟は、

「何かあると分かってたけど、どうしたらいいか、全然分かんなかった。」

と、一言。(すまんよ、弟。)

でも、変な目で見られることも無く、受け入れてくれたのは救いでした。


2、【周囲への病名告知】会社へ


会社への報告は、物理的にはすんなり済んだものの、

心理的なハードルは、非常に高かったです・・・。


会社への報告について、主治医より、

「電話で良いので、上司に報告をしてください」

との指示があったので、素直にその指示に従いました。


その当時は、メールで報告文を作るとか、

無理ゲーな状態だったのでw、電話でOKと知って、めちゃ安心しました。


社用のスマホを確認することもしんどかったので、

私用のスマホから、直属の上司へ、日曜の夜に(笑)

「明日の朝、お話したいことがあります。」と、メールしました。


そして、月曜の朝にお時間をいただき、

・適応障害であること

・診断書が手元にあり、仕事を休むよう、医師から指示が出ていること

・発病の原因について(後輩との関係不良)

について、お伝えしました。


上司、結構慌てていらっしゃいましたー。まあ、そりゃそうですよね。

また、原因が後輩との関係不良だと知った時、

「COCOさんの方が大切よ。だから、その後輩とは離れましょ。」

と、ポロリとこぼしていたのは、ここに書いて良いものか・・・(笑)


上記の他に、上司からもいくつか質問をされたので、

・現在の病状

・発病の予兆はあったか

などを、追加でお伝えしました。


また、社内関係各所への連絡や、同期への状況の説明など、

お願いできることは、全てお願いしちゃいました(笑)


最初は、上司の反応スピードや対応があまり良くなく、

イライラした時も、正直ありましたが(笑)

報告自体は、スムーズに進みました。よかったよかった。


診断書の提示は、”郵送 or 直接提出”が選択できました。

私の場合は、お盆明けで診断書の期限が切れ、

出社できることになっておりましたので、

“お盆明けに出社した時、直接提出する”となりました。


3、【周囲への病名告知】彼へ


彼への告知は、やや難航でした。


彼なら、病気のこと、分かってくれるとは思っていたけれど・・・

やっぱり、伝えるまでは、

もし変に思われたらどうしようと、とても不安でした。


病気が発覚してすぐは、私の気持ちがかなり弱っていたこと、

自分の状態を、誰かに説明できなかったこと、

また、大学の恩師からも「彼氏とは、少し離れて、一人で休みなさい」

と指示が出ていたこと(笑)などから、

彼氏に説明するまでに、2週間ほど時間がかかりました。


まずは「実はあまり調子が良くなくて、気持ちに変わりはないけれど、

申し訳ないけれど、1週間ほど連絡取るのを控えたい」と伝えました。

彼からしたら、驚きしかなかったと思うけれど、

その当時の私には、この連絡が精一杯でした。


その後「嫌われるんじゃないか・・・」と、

むちゃくちゃ不安になりながらも、

自分の言葉で、自分の状況を説明できるようになるまで、

じっと休んで、力を蓄えました。

(絢香&コブクロ作『あなたと』をよく聴きながら、夜中泣いてたな〜w)


体調の様子を見つつ、1週間療養したところで、連絡再開。

電話で、病名を伝えました。

何となく、実家の自分の部屋で伝えるのが嫌だったので、

ひとりで、近くの公民館のようなところに行き(笑)電話をしました。


状況や症状など、一通り質問をされましたが(笑)

電話の最後には、彼から、こんな言葉を貰いました。


「COCOの様子が全く分からなかったから、

どう接したらいいか分からなくて、正直、不安だったよ。

でも、伝えてくれてありがとう。

俺は、COCOが元気になるまで、いつまでも待つからね!」


胸アツですね〜!笑 よかったです。一件落着。


4、【周囲への病名告知】友人へ


友人への告知は、ほとんどしませんでした。


何故かというと、

その当時は、理性で自分自身のコントロールが、ほとんど出来なかったので、

ちょっとしたことで怒ったり、悲しくなったり、

話し合いをしないと気が済まなくなってしまっていたのですが、

私の、友人との付き合う上でのモットーに、

"親しき仲にも礼儀あり"という意識がありまして・・・。

「今の状態で、自分の本能全てをさらけ出して、

友人と関わることは、無理だな」

と、感じたからです。


なので、インスタグラムのストーリー機能を使って、

「ちょっと体調を崩してしまい、仕事を休んでいます。

申し訳ないけれど、しばらくの間、連絡が取れないです」

と、文面を流しました。


友人たちは皆、ストーリー上で返信をくれたり、

少し回復してきた頃、改めて連絡したときには

昔と変わらず接してくれたりと、

しばらく連絡が取れないと伝えたところで、

離れていってしまう友人は、一人もいなかったです。


もちろん、状況を知らない他の友人から、連絡が来ることもありましたが、

基本的には、既読スルーしてました(笑)この場で、お詫びします(笑)


5、次回予告


はい!!!今回はここまでとなります。

いかがでしたか?今回は結構、胸アツ話も多かったと思いますが!笑


最後にひとつ、声を大にして伝えたいことがあります。


もしもあなたが、私と同じような境遇に置かれているとしたら、

「あなたの周りの、大切な人に、

"今はしんどい"って、正々堂々伝えて、絶対に大丈夫」

ということです。


私も、自分の病気のことを伝えて、

家族や彼や友人から、見放されてしまったらどうしよう・・・と

不安でいっぱいでした。


でも、私にとって大切だった人は、全員、

いつまでも、私を待っていてくれました。


確かに、逆の立場に立って、

自分の大切な友人が体調を崩して、しばらく連絡が取れなくなっても、

薄情なやつだ!と思ったり、縁を切ったりはしないですよね。

できることなら、手を差し伸べて、助けてあげたいと思いますよね。


人間は、自分のことになると、

マイナスに考えたり、悲観的になったりしがちですが・・・

大丈夫です。

人と人の繋がりは、思っている以上に、強いです。


・・・書いている張本人が、胸アツになってきてしまいました(笑)

ので、本当に、そろそろここまでで、おいとまいたします!


次回は、いよいよお待ちかね!「彼との一悶着」について描く予定です。

精神安定剤を求め、心療内科の再度受診?!をしたり、

彼と一緒に受診?!をした経験も、描く予定です。


最後まで読んでいただき、大変ありがとうございました☆

春が近づいてきて、寒暖差の大きい日々が続きますが、

みなさまどうぞ、お身体ご自愛くださいね^^


COCO🎈






















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