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B6角ダッチオーブンの五徳
通称「鹿番長」でお馴染みのキャプテンスタッグから出ている、B6サイズのカマドスマートグリルという商品がある。このグリルにピッタリな角型ダッチオーブンminiという商品も売られている。
今回はその角ダッチを、あえてB6グリルやB6君といった商品ではなく、もっとお手軽に使う方法を紹介したい。
用意するもの
今回は、100円ショップのダイソーで売られている「アルコールバーナー五徳」という商品を2個(2セット)用意する。
注意が必要なのは、「大きさ2段階調整可能」と書かれた商品を2セット買うことである。この商品1セットあたり3枚のパーツが入っているが、そのパーツに2本ずつスリットの入ったものを用意する。同じくダイソーで、似たような名称の、スリットが1本のものが売られているので、くれぐれも間違わないでいただきたい。
組み立て方
全部で同じ形状のパーツが6枚あるのだが、最初にこのうちの3枚を、パッケージの説明のように内側のスリットを用いて小さく三角形に組む。
次に、残り3枚のうち2枚を継ぎ足して、菱形になるように組む。この時、継ぎ足す2枚は外側のスリットを用いて組む。
出来上がりは、次の写真のようになる。なお、元々6枚あったパーツのうち1枚は使わずに残る(とりあえず予備として取っておくのが良いと思う)。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76919259/picture_pc_f58a030ba6207de7f0b2a85360ac0852.jpg?width=1200)
ダイソーの五徳のパッケージには、「耐荷重量2kg」と書かれている。一方、鹿番長のB6角ダッチの外箱には「重量(約)/2kg」と書かれている。そのためダイソーの五徳を1セット買ってきてパッケージに書かれているのように三角形に組んで使うとなると、空炊きしかできないことになる。まぁシーズニングしかしないのならそれでも良いかもしれないが、何かを料理するにはもう少し耐荷重量を上げておく必要がある。それで、このような組み方をしてみた。
残念ながら私は構造計算はできない。ただ、単純に三角形1個で2kgなら2個の三角形が連結した形状なら4kgくらいは耐えられると考えても良いのではないだろうか。
もうちょっとリスクを大目に見積もるなら、パーツ3枚で2kgのところ5枚なら約3.3kgくらいは耐えられるのではないだろうか。
参考までに、B6角ダッチの容量は、約750mLであることが外箱に書かれている。吹きこぼれの心配があるため満タンにして料理をするのは現実的ではないが、この750mLが全てタンパク質(比重1.2)だと仮定すると、中身の重量は900gとなり、全体の重量は3.3kgを下回ることがわかる。
使い方
実際に使う時は、次の写真のようになる。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76920671/picture_pc_dd2cce97d9e4afcfd259704a7c7168ac.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76920772/picture_pc_c16bb5ac1577ed910fb27961feb49d2b.jpg?width=1200)
なかなか収まりが良い。
そもそもダイソーの五徳は「アルコールバーナー五徳」という名称である。この菱形に組んだ五徳にアルコールストーブやアルコール燃料をセットして、そのまま煮炊きしても良いだろう。もちろんダッチオーブンなのだから上に炭を置いても良い。
ただ、私は最初からそんなつもりでこの組合せを選んでいない。
それに関しては次回、書きたい。
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