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技術士について(1/2)

皆様。こんばんは、オレンジです。

今日は、技術士について、その紹介と私が考える意義を書きます。

長くなったので、2回構成としました。

少し硬い文章ですが、技術士を理解し、資格を取得するためには大切な内容と考えています。お付き合いいただければ幸いです。

1. 技術士とは

そもそも、技術士とは何者なのでしょうか。技術士法という法律で定義されていますが、ここでは理解しやすいよう技術士会HPの紹介を引用します。

科学技術に関する高度な知識と応用能力が認められた技術者の国家資格 (公益社団法人 日本技術士会HPより引用)

私は、科学技術に携わる人はみな技術(を扱う)者だと認識しています。その中でも、特に高度な知識と応用能力が認められた者に、その証明として技術士の資格が与えられる。そう考えています。

資格分野は多様で分野別に19部門、さらに部門内の専門まで含めると数十の専門科目があります。私の専門である建設の他にも、電気電子、機械などあらゆる科学技術をカバーしています。

資格を取得する人は、主に社会人や研究者などが挙げられますが、受験資格として一定期間の実務経験が課されます。

関心のあるかたは、ぜひ以下のリンクを参考にしてください。

2. 資格を取得していいことはあるの?

社会人でしたら、資格手当が最も身近ですね。聞くところ、月数万円程度の処遇が多そうです。更に、技術士資格の保持が管理職への昇格要件となっている会社もあり、資格を持っていないため頭打ちになる社員もいます。

また、建設コンサルタントとしては国が発注する公共事業関連業務の受注に有利です。会社の仕事を確保する上で必要な人材になる、ということです。


・・・と、ここまでは確かに具体的なメリットですし、社会で生き残るためには必要!と感じる人も多いと思います。自分もそうです。

しかし、技術士資格を取得し名乗ることの本質的な意味は、求められる能力とその背景を知ることで見えてきます。

そのためには、技術士についてもう少し深掘りする必要があります。その点は、「技術士について(2/2)」で書いていきたいと思います。


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