『息が詰まるようなこの場所で』 外山 薫さん【読書感想文】
「タワマン文学」というジャンルにハマった末に辿り着いた当書。
今現在の自らの気持ちを忘れないためにも、読書感想文として記録する。
なぜ当著を読むに至ったか私が最初に触れたタワマン文学は『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』麻布競馬場著である。
煌びやかな固有名詞に彩られた文章と、東京を舞台に繰り広げられる競争が、田舎出身の私にとって魅力的映ることは当然だった。
そこから麻布競馬場さんのTwitter経由で、タワマン文学というジャンルの存在を知り、読み進める中で当著