
たまには思考を停止をしてみよう
こんにちは、びばってです。
多く人が日々何らかのストレスを感じて生活していると思いますが、そんなストレスに立ち向かう一番手っ取り早い方法が思考を停止することです。
人間関係、将来の不安、健康、その他諸々、それら全ての悩みに対しては思考を停止してしまいましょう。
何があっても「そういうものだ」と受け入れてしまえば悩むこともありません。
ぜひ皆さんも思考を停止してストレスを減らしましょう。
・
・
・
もちろん、感想は「そうじゃない」ですよね?
皆さん感じている通り、「思考を停止」することでは問題の解決にはつながらないことも多くあると思います。
だからといって、思考の停止は本当に役に立たないのでしょうか?
思考の停止とは?
そもそも思考の停止とは「ある対象について考えることをやめる」こと、考えることをせずに「そういうものだ」と受け入れてしまうことです。
そのため「思考停止」という言葉には良くないイメージがあると思います。
ただ、私はこの「思考停止」と呼ばれる反応にも2つの形があると考えています。
一つは、そもそも考えることをしない、考えることを放棄している状態。
もう一つは、自分とっては重要ではない、もしくは考えても仕方がない(影響が少ない)と判断した結果として考える対象から外している状態です。
私はこれらを同じように「思考停止」とくくってしまうのはもったいないことだと感じています。
使い方によっては思考を停止することは有意義な対応になります。
思考を停止することの恩恵
思考を停止することによる恩恵とはなんでしょうか?
例えば服装を固定するという方法です。
元Apple社のCEOであったスティーブ・ジョブズ氏が毎日同じ服しか着なかったというのは有名な話ですが、これは服装が自分にとって重要ではないため考える対象から外したことに他なりません。
私も服装にはあまりこだわりが無いタイプなので、洗濯乾燥機を導入してからは毎日同じ服を着ています。
他にも朝食はチーズを乗せた食パンとコーヒーの組み合わせがほとんどです。
毎朝、寝起きで「今日は何を着ようか」とか「今日は何を食べようか」と考えるのは中々に面倒なので、同じモノを選択しています。
これらは毎日考える労力と自分にとっての重要度。比較した上で、判断したので結果なので意味のある思考停止だと考えています。
事実、たったこれだけの小さなことですが、毎朝考えることは思っていた以上に負担になっていたと実感しています。
自分にとって重要ではないことは考えない
「思考停止では解決したことにならない」ということは、言い換えればそれが「考えるべき重要な課題である」ということです。
それは収入をあげることかもしれませんし、苦手な人から離れることかもしれません。もっと複雑で一言では言い表せないことかもしれません。
そういった重要なことはわかりやすいのですが、「意識していないけれど負担になっていること」は日常的な小さなことの中にも意外と多くあります。
これらを取り除くことを続けていければ、解決したい重要な課題に取り組むための余裕が生まれやすくなります。
自己啓発本などでよく目にする「優先順位を決めて重要なことだけに集中する」というのはこれと同じことですね。
一度「自分にとってあまり重要ではないことについて考えすぎていないか?」を見直してみると思いもよらない発見があるかもしれません。