ムカついたら、キュウリを叩け
先日、人生で初めてキュウリを叩きました。かつて居酒屋で「たたきキュウリ」というメニューを頼んだことはあったけれど、自分で叩くのは初めてでした。
たたきキュウリといえばめん棒で叩いているイメージがあったので、そんな高度な調理器具を持っていない自分には無縁のメニューだと思っていましたが、「叩けさえすれば道具なんて何でもいいじゃん!」と突然思い至り、近くにあったごま油の瓶でキュウリを殴打しました。結果、良く叩けました。
最近、上司の無能っぷりにイライラがたまっていたので、キュウリを思いっきり叩いてみました。思いの外グロテスクにキュウリが潰されていく様を間近に観察でき、妙な背徳感で心がザワザワします。でも、出来上がったたたきキュウリはとても美味しく、キュウリの「体温下げる効果」も相まって最終的にスッキリした気分になることができました。この夏はたたきキュウリで乗り切りたいと思います。
「たたきキュウリ」 作り方はとっても簡単
1.清潔なビニール袋にキュウリを洗って入れる(皮が気になる人はピーラーでしましまに剥いてね)
2.ビニール袋の上から鈍器で叩く(袋が破けたらすまん)
3.いい感じに叩けたらごま油としょうゆと塩昆布を好きなだけ入れる(キムチの素とか練り梅とか入れてもうまい)
4.袋ごと適当に混ぜて味がなじんだら完成
最初は叩き加減が難しいかもしれませんが、ぐしゃぐしゃに叩いてしまっても味がよくなじむだけなので問題ないです。好きなだけ叩いちゃってください。
味付けは基本的に油+味+だしが揃えばどうやってもうまいです。「ごま油+しょうゆ+塩昆布」とか「ごま油+梅干し+かつお」とか。
ついでに、叩きやすい鈍器も以下に示しますので、参考にしてみてください。
叩いて良かった!鈍器ランキング
3位 水筒 叩きやすさ★★★ 力加減★☆☆
水筒の側面でガリッと叩きます。一度に広い面を叩けるので早く叩き終われますが、力加減が難しく、広範囲がぐしゃぐしゃになってしまう可能性が高いです。忙しい人向けの鈍器です。
2位 厚い本 叩きやすさ★★★ 背徳感★★★
本の背表紙で叩きます。威力が強い割には小回りがきくので全体的に良い力加減で叩きやすいです。完成度の高いたたきキュウリを求める人向けです。ただ、あまり調理器具として使わない「書籍」を道具にするのは何とも言えない背徳感があります。その辺が大丈夫な方は是非、どうぞ。
1位 調味料の瓶 叩きやすさ★★☆ そのまま使える度★★★
いや、まあ、台所にあるし、この辺を使うのが自然ですよね。ごま油とかしょうゆの瓶ならそのままキュウリにかけられますからね。ただ、あまり威力がないので叩きにくい感じはしますね。でも、これが良いという考えもあります。鈍器の力ではなく自分の力で叩き潰している感じがしますし、叩き潰す瞬間の感触が手に直に伝わってくるからです。ストレス発散にはもってこいですね。
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いかがでしたか?みなさんもキュウリを叩いてみたくなりましたよね。むしゃくしゃした日は、是非、ガリッゴリッと叩き潰してみてくださいね。
おわり