マガジンのカバー画像

物書庵初心週記帖

51
本のこと、自然のこと、芸術のこと、スポーツのこと、食のこと、歴史のこと、経済のこと、身の回りのことなどなど… 自身の感性を磨いてくれるものについて綴る雑感雑記を書き連ねています。
運営しているクリエイター

#哀悼

物書庵初心週記帖(14号)「二度目の死亡説であって欲しかった…」

二十四節気の「清明」は「清浄明潔」の略で、万物が汚れなく清らかで生き生きとしているという事を表している。例年であれば、木々の若葉が芽吹き、お花見シーズンを迎えているこのクニにはまさしくピッタリであるが…。

日本の喜劇王志村けんさんが新型コロナウィルス感染に伴う肺炎で亡くなられた。まだまだ現役の70歳。早すぎる死である。亡くなった事が未だに信じられず、現実味が湧かないというのが多くの人の感想であろ

もっとみる

物書庵初心週記帖(6号)「月見草、散る…」

新型コロナウイルスの勢いは留まることを知らず、ついにクルーズ船が一隻丸ごと感染の舞台となってしまった。さぞ楽しみにしていたであろうクルーズ旅行中にこのような事になってしまい、乗客の方々の心身の疲労は想像だにつかない。また都内でのタクシー運転手の感染が報じられたところから、国内初の死者発生、和歌山での医療機関内での感染と立て続けに発生している。「罹患率、致死率はインフルエンザ以下」「まだ拡散フェーズ

もっとみる