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物書庵初心週記帖

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本のこと、自然のこと、芸術のこと、スポーツのこと、食のこと、歴史のこと、経済のこと、身の回りのことなどなど… 自身の感性を磨いてくれるものについて綴る雑感雑記を書き連ねています。
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2021年1月の記事一覧

物書庵初心週記帖(39号)「異常気象を異常と感じられるままでいたい」

物書庵初心週記帖(39号)「異常気象を異常と感じられるままでいたい」

20日は大寒。各地で冬日を迎え、先週末は関東地方でも積雪か?と予報が出ていたが、朝起きてみるとただの雨。いつ雪が降ってもおかしくがないほど気温は低かったものの初雪観測とは至らなかった。

思い返すと、去年の夏の暑さは地球温暖化のギアが一段上がった事を知らしめるかのようだった。暑さに強いのを自負して炎天下でも日課のランニングを続けてきたが、さすがに命の危険を感じて自宅で大人しくしていたのを思い出す。

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物書庵初心週記帖(38号)「2021年大胆小心(?)予測」

物書庵初心週記帖(38号)「2021年大胆小心(?)予測」

氏神様である八坂神社へ遅めの初詣に行き、さて今年の運勢やいかに?と引いたおみくじはなんと大吉。連れ合いも大吉。我が家としてはこの上ないスタートを切る事が出来た。

2021年もまだ半月を経過しただけなのに、国内では緊急事態宣言の再発令、米国ではトランプ大統領の最後の抵抗によって分断が加速、と前途多難な1年を予感させる出来事が立て続けに起こっている。が、暗くなっても仕方ない。新年恒例?という事で、愚

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物書庵初心週記帖(37号)「二度目の緊急事態宣言、企業の責任とは?」

物書庵初心週記帖(37号)「二度目の緊急事態宣言、企業の責任とは?」

「寒の入り」といわれる小寒を過ぎた日本列島にはまるで暦に従うかのように大寒波が訪れており、この週末は日本海中心に大雪の予報が出ている。山から川、川から平野へと雪解け水が流れ込む、まさに自然の恵みによって米どころの新潟でも警戒が強まっている。今は何事もなく過ぎてくれる事を祈ることしか出来ない。

7日、ついに二度目の緊急事態宣言が発令された。一都三県対象ではあるが、首都圏に発令された意味は重い。近隣

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物書庵初心週記帖(36号)「丑年はゆとりを忘れず着実に」

物書庵初心週記帖(36号)「丑年はゆとりを忘れず着実に」

新年あけましておめでとうございます。

今年の箱根駅伝は往路で連覇を狙う青山学院大学がまさかの大失速。復路では初の往路優勝を成し遂げた創価大学の快走が続き、誰もが初優勝を確信した後の10区でまさかの大ブレーキで駒沢大学の大逆転優勝。誰も予測出来なかった2020年を懸命に過ごしてきた学生ランナー達を象徴するような驚きのレース展開に、手に汗握りながらテレビの前で声援を送っていた人も多かったのではないで

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