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辞書の生き物 #379 抹香鯨:まっこうくじら

マッコウクジラ

歯があるハクジラに分類されるで、巨大な頭部が特徴となっています。
その頭部は体長の3分の1近くを占めるとされています。

抹香」は仏前に備える線香の一種で、沈香や白檀などを混ぜ合わせて作った香料のことですが、マッコウクジラの腸からは「龍涎香:りゅうぜんこう」という香料が採れ、その匂いが抹香と似た香りがすることから「抹香鯨」と命名されたとする説があります。

メルビルの長編小説「白鯨:はくげい」のモデルになっているのもマッコウクジラです。

頭が大きいことが描かれており、マッコウクジラの特徴と合致します。


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