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皆さん初めまして。

サラリーマンとして働いていた兄です。でも今は脱サラをしてメロン農家を始めようとしています。この境地に至るまで紆余曲折ありましたが、やっと決心がつき農家として一歩を踏み出し始めました。

それも心強いことに弟も一緒に農家になると言ってくれたので、兄弟仲良く力を合わせてメロンを作っていきたいと思います。

ただし私たち二人、農高も農大も出ていなければ専門知識もありません。このまま何となくで突き進んでしまえば、まず間違いなく失敗するでしょう。もちろん作物を作るからには真摯に向き合い、安心、安全かつ美味しいものを作らなければなりません。

そこで登場するのが我らが強い味方「メロン叔父さん」です。

そもそもなんで数ある作物の中でもメロンなんだよって話ですが、端的にいってしまうとおじいちゃんおばあちゃんとの思い出の味なんです。

私たちのおじいちゃんおばあちゃんは今の土地でずっとメロンを作っていたんですね。よく子どものころはお家に行って、遊び感覚で収穫や梱包なんかを手伝っていました。今思えばほとんど役には立って無かったんだろうなと…それでもお手伝いが終わったら必ず、獲れたてのメロンをご馳走してくれてそれがとっても美味しかったんですよね。

ただそれが現状食べられなくなってしまったんです。

農家の後継者問題は皆さん一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。日本の農業はほとんどがお年寄りで支えていて、若者がなりたがらない職業なんですね。かく言う私も都会のキラキラした世界に憧れてサラリーマンをしていましたが、年数が経つにつれて今の畑も継ぐ人がいなければなくなってしまうんだなということを実感するようになりました。

そう思ったとき昔、おじいちゃんおばあちゃんが食べさせてくれたメロンの味が無くなってしまうのはとても嫌だなと感じました。

この話ぶりで察しのいい方は分かっているかも知れませんが、既におじいちゃんおばあちゃんは亡くなっています。思い出の味は思い出のままで終わってしまうのではと思われるかも知れませんが…

ここで我が救世主!先ほど登場した「メロン叔父さん」登場です。

この人は何者かというとおじいちゃんおばあちゃんの息子で30年以上一緒にメロンを作ってこられたお人なのです。私から見ると叔父の関係ですね。

ただし、もういいお年なので一人でメロン農家をやって行くのは不可能で数年前にハウスを解体し、今は一人でも育てられる作物を育てて暮らしています。

そんな叔父さんに私たち兄弟が「もう一度メロン農家をやろう!」と働きかけ、説得の末協力を得ることが出来ました。30年以上メロンを育ててきたノウハウと若い力を合わせてこれから盛り上げて行きたいと思います。

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かつてはこの畑いっぱいにハウスが立ち並び、たくさんのメロンを作っていました。今は何もない土地ですが、行く行くは全てがハウスで覆われるような光景にしていきますので応援のほどよろしくお願い致します!

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