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親として成長させてくれる絵本。

こんにちは、ぶさパパです。

こどもと読みたい絵本75冊目、本日のタイトルは「レッツがおつかい」です。

絵本との出会い

うちの長男(6歳)の好きなテレビ番組、「はじめてのおつかい」。

同年代の子どもひとりでが頑張っておつかいに行く姿に共感できるらしく、3歳くらいから好んでみています。

大好きな「はじめてのおつかい」をテーマにした、大好きな絵本作家ヨシタケシンスケさんが絵を描いている絵本があるとのことで借りてきた本がこちら。

さっそく読みきかせをしていきましょう!


子どものおつかいは大冒険!

主人公のレッツくん(5歳)はパパとママと一緒に「はじめてのおつかい」っぽい番組をみています。

テレビの中では年少さんの子ども2人きりで、大人なしのおつかいに出かけています。

レッツくんのパパとママは年少さんなのにすごいねえ!と感心しています。

「はじめてのおつかい」で3歳の子どもとかも毎回出ていて凄いですよね!

うちの長男はいつも絶対行きたくないと言っています。(笑)

次のお休みの日、レッツくんは自己判断ではじめてのおつかいに行くことにしました。

レッツは五さいだから、
たのまれなくてもおつかいに行けるのだ。

うちの長男に、
「ぜったいレッツくんの真似しちゃダメだよ!」
と言うと、

「いや~、行こうとも思わないね。」
と真顔でびびりながら行っていました。(笑)

マンションのエレベーターを出ると、管理人のヤスさんがいなくてラッキーと思うレッツくん。

ヤスさんがいたら止められちゃいますもんね。

はじめてマンションの自動ドアをひとりで出ていくレッツくん。

ひとりでも自動ドアがひらくことに感動しています。

レッツくんはマンションの横にある階段を下りて、地下鉄に向かいます。

レッツくん、都心のマンション住みなんですね。(笑)

ママくらいの年の人を見つけて、うしろをあるいて改札をくぐりぬけます。

またまたうちの長男に絶対に真似しちゃダメだよと注意しました。

でもレッツくん、頭いいなあー。

レッツくんはいつもパパママと一緒に行くショッピングセンターに行きました。

ひとりで行くショッピングセンターはいつもよりも大人が大きく見えるみたい。

私もなんとなく気持ちがわかるなあと、子どもの頃の気持ちを思い出しました。

試食をたくさん食べるレッツくん。

ママがいないからなんとなく自由に試食が食べられる気がしますよね。

おつかいは子どもにとって大冒険なんだなあと実感するイラストが好きです。

ちょっぴり疲れてベンチで休むレッツくん。

おばちゃんから、
「おかあさんはどこ?」
ってきかれて向こうの方にいる大人を指差すレッツくん。 

このこは本当に頭がいいですね。
末恐ろしいですわ。(笑)

おかあさんはどこ?って色んな人に聞かれるけど、おとうさんはどこ?って全然聞かれないなあとレッツくんは不思議に思いました。

レッツくんは迷子に変身して、迷子センターに行きます。

迷子センターでは女の人がジュースをくれました。

いつも麦茶のレッツくんはジュースをもらえる迷子センターが気に入ったので、また来ようと思いました。

これまたうちの長男に絶対に真似しちゃダメだよと注意しました。(笑)

しばらくするとレッツくんのパパママが迷子センターにやってきます。

ママはレッツくんを抱き締めて涙ぐんでました。 

こんなママを見たことなかったのでレッツくんは驚きました。

レッツくんは頼まれてもいないのに、パパママに黙っておつかいに行くのはもうやめようと思いました。

うーん、ママのこの気持ちわかるなあ。
ママのお顔は見えないイラストだけど、ママのお顔が想像できます。

レッツくんはママはどこ?ってきかれるけど、パパはどこ?って全然きかれなかったことをパパに伝えます。  

「レッツ、こんどまいごになったらおとうさんがいないってさけんでくれないか?」

パパのユーモアのある問いかけに、また迷子センターにいけることが嬉しくなり、「もちろん!」とお返事をするレッツくんで物語はおしまいです。


読みきかせを終えて

子をもつ親としては、子どもが真似しないかひやひやしちゃうお話でした!

でも自分が子どもの頃のことを思い出すと、ひとり旅は憧れでしたね。

大人は自分が積み重ねた経験をもとに子どもへ注意をするけれど、こどもにとっては全てがワクワクではじめてのことばかり。

注意と応援の塩梅をいい感じで掛け合わせていかないといけなあなあと勉強になりました。

子どもへの注意喚起にもなる一冊でした!

ポケモントレーナーの旅がはじめられるのが10歳からなので、うちでははじめてのおつかいは10歳からスタートです!

ではまた!

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