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子どもを抱きしめたくなる絵本。

こんにちは、ぶさパパです。

こどもと読みたい絵本74冊目、本日のタイトルは「レッツはおなか」です。

絵本との出会い

5歳のレッツくんが主人公の絵本シリーズ、長男(6歳)が大好きなんです。

レッツくんが何気ない日常の疑問を解決したり、挑戦しながらちょっぴり心が成長する物語です。

同年代のレッツくんに共感できる部分が多いようで、長男は全シリーズを読んでいます。

今回はそんなレッツくんシリーズからこの作品。

さっそく読みきかせをしていきましょう!


赤ちゃんはどこからくるのかな?

ママに膝枕をしてもらってすやすや眠ってしまったレッツくん。

そんなレッツくんをみて、ママはレッツくんがおなかにいたときを思い出したみたいです。

レッツくんは自分がおなかにいたことを知らなくてママのお話に興味津々。

この絵本では子どもがどこから産まれてくるのかをレッツくんを紐解きながら、家族の大事さに改めて気付いていくお話です。

レッツくんのパパはレッツくんは神様からの授かり物だと上を指差して言いました。

レッツくんは何となく神様が育てていたレッツくんを、パパとママがこっそり預かったのだと妄想します。(笑)

"授かった"と"預かった"を間違えちゃったみたいですね。

ちなみにキリスト教系の保育園に通ううちの長男は神様から授かった派で意見がまとまっているようです。(笑)

レッツパパは「"授かる"というのは、"いただく"という意味だよ」と教えてくれました。

レッツくんはなんとなく"いただきます"を連想して、おなかのなかにいるとママが食べた食べ物が頭から降ってきてたんじゃないかと思ってちょっぴり嬉しくないなと思いました。(笑)

子どもの想像って面白いですよね。
たしかに言われてみればそう思っちゃうかもですよね。

こんど産まれてくるときは、頭のなかがいいなあと思うレッツくん。

頭のなかでママを操って、
「レッツ、好きなものだけ食べなさい」とか、
「レッツ、好きなだけ遊んでもイイよ」とかを言わせてやると考えます。(笑)

これまた面白い考えです!

でも頭のなかにレッツがいたら、レッツはいないやんって後から気付いてガックリします。(笑)

レッツくんは産まれてくることを考えるこで、パパとママの偉大さを知ります。

レッツはもう5さいなのに、
じぶんがずいぶん小さい子のような気がした

パパとママは偉大ですよね。  

私の場合は自分の子どもを育てる中で、自分のパパとママの偉大さを改めて実感しました。

子どもを育てるのもとっても大変だけど、授かるのも大変なんですよね。

うちの長男もレッツくんと一緒にパパとママについて考えていてくれてるみたいです。

レッツくんはトイレの中でひとり考えます。

天から降りてきて、どんな親と一緒に暮らせるのかは一緒に住んでみないとわからないんだなあと。

人生は選択の連続だけど、はじまりの育つ環境だけは選べません。

だからこそ子どもを育てる親は親である自覚をもって、子どもを育てていかないといけないなあって改めて感じます。

レッツはもう五年も
とうさんとかあさんといっしょにいる。
あんしんは、あんしんなのだ。
あんしんなだけでもすごいのだ。
大きいし。

子どもが自分の子どもでいることを"あんしん"って思ってもらえることが大事ですね。

なんだか読みながら長男をぎゅーっと抱きしめたくたりました。(笑)

レッツくんが「この家にいることにします。」とパパママに伝えて物語はおしまいです。


読みきかせを終えて

なんだかパパが大事なことに気付かされるような絵本でした!

長男から「このお家に産まれて良かったよー」と言ってもらえて泣きました。

クスッと笑える内容のなかに、大事なメッセージもちりばめられており親子で楽しめる絵本だなと感じました!

おすすめです!

本気で今の息子に出会えて良かったと思うぶさパパでした!

ではまた!

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