【続続続 カレー】 インドカレー直接対決 の巻
変な時間に目が覚めました。昨日書いておきながら寝てしまったので、こんな時間ですが投稿しますね。そしてまた寝ますね。
復職明け、いきなり祝日ってトリッキー、ちょっと一言さぁ、だれか教えてくれてもいいじゃない、春なのか秋なのかもわからないような状態だったのよ、3週間寝込んでて、祝日とかまで気がつくわけないじゃん、クリオネです。
ええ、なんとなく気づいたのは部屋(小屋)を出てからですね、なんか静かだなって、駅までぽこぽこ歩いて行ったんです。コンビニでチョコみたいなのを買って、駅についてね、感じましたよ、静かだなって。人があまりいないなって。みんなどこ行ったんだろなって。おかしいなって。また台風かなって。怖いなって。雨は降ってるしなって。でもそんな風は吹いてないしなって。おかしいなって。それにしても静かだなって。なんかあったのかなって。アイフォーンで調べてみようって。ああ、そういうことかって。どうしよう、せっかく外に出たし、ちょっと冒険してみようって。
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「さぁ、いよいよですね、クリオネ選手の復帰戦がここ、東京ドームで今から行われます。」
「はい、とうとうこの日が来ましたね。どんなドラマが待っているのか、非常に楽しみな一戦です」
「復帰戦にして相手は現在のチャンピオン、インドカレー選手ですから、展開の予想がつきませんね。」
「ええ、復帰戦にこの大舞台、スター選手同士の潰し合いと言っても過言ではないでしょうね。」
「そうですね、観たいけれど、観たくないような、複雑なきもちではありますね。どうですか、リング上両者のコンディション、どう見ますか」
「そうですね、インドカレー選手はさすがにチャンピオンというか、しっかり仕上げてきてますよね。反対にクリオネ選手、ちょっと体格差が気になりますね。経験、体格ともにインドカレー選手に分がありますね」
「やはりいきなりタイトルマッチはきついか、クリオネ選手。あっと、両選手リング中央で近づきましたよ、審判からルールの確認が行なわれています。えーとですね、たったいま入ってきた情報によりますと、これはですね、クリオネ選手、体重差10kg以上あることから、通常料金を支払うので、ライス少なめ、ルー少なめを要求したようです。」
「まあ、ルール上全く問題はありません。これだけ体格差ありますから。昨今は過激なものに慣れてるからか、このクリオネ選手の要求に不満を抱く方いらっしゃると思うんですが、これはルール上認められてますし、あくまでこれはルールに則った戦いですから。全く問題ありませんよ。」
「また情報が入ってまいりました。インドカレー選手、ライス少なめ、ルー少なめ、さらにルーを2種類選んでいいと提示した模様です。これに対するクリオネ選手の対応が気になります。おっと、ここでさらにインドカレー選手から提示があった模様です。ライス少なめ、ルー少なめで同じ料金、それであれば小さめのナンを1枚サービスするとのオファーを出した模様です。これは混沌としてまいりました。一筋縄ではいかないこの東京ドーム22・10、また情報が入ってきました、クリオネ選手、インドカレー選手の提示、全て承諾した模様です!」
「いやあ、これは。ちょっと展開が読めなくなってきましたよ。インドカレー選手の圧勝かと思いましたが、これはちょっと分からなくなってきましたよ。クリオネ選手、トマト系のチキンカレーに、ラムとココナッツミルクのカレー、ともに甘口を選択したようです。あ、あれ」
「あーっ、これはリング上大変なことが起こってます!クリオネ選手、インドカレー選手に向かって、シュートサインです。これは大変なことになってきました!まさかのガチンコ!勝者と敗者、しっかりと明暗を分ける戦い!これだけ自分に有利な条件をのませておいて、まさかのガチンコサイン!!これはどうしたことか、勝ちにこだわりにきたか、どちらにせよ大変なことになっています、不敵に笑うクリオネ選手、東京ドーム22・10、大変なことになっております!」
「まだ試合前ですよ、これだけのドラマ。後出しジャンケンの得意なクリオネ選手らしい駆け引き合戦ですよね。大ベテランのインドカレー選手相手にこれだけのことを試合前から仕掛けていく、これは本当に大変な試合になってきましたよ」
「あっと、ここでゴングです!まずはクリオネ選手、チキンカレーに行きましたよ、あ、これはいけるかなといった感触でしょうか、あ、むせました、クリオネ選手、やはりインドカレー選手の経験に分があるか、かなり苦しそうだ、喉にきたか、あっと、持ち直した。すかさずクリオネ選手、インドカレー選手に組みついていきます。おっと、もう一種類、ラムのカレーに手を出したか、ココナッツミルクベースですから、そこまでの辛味はないか、あっと、クリオネ選手、かなり苦しそうな表情だ、これはどうしましたか」
「これがインドカレー選手の怖さですよね。単純な辛味だけでない、スパイスから来る刺激と言いますか、たとえ甘口でもですね、スパイス自体は刺激を持ったものもあるわけです。これはきいてますよ」
「蓋を開けてみればやはりインドカレー選手の圧勝か!クリオネ選手、苦しそうであります!」
「きついと思いますよ、やはり復帰してすぐにはやはり刺激が強すぎると思います。しばらく喉やられてましたからね。ちょっとまだ早かったかな」
「これはキツそうだ、ここで一度ドクターのチェックが入ります。クリオネ選手、だいぶ苦しそうな表情です」
「そうですね、クリオネ選手、勝ち方が全く見えてきませんよね。改めてこれだけの実力差があると、止めていいんじゃないですか」
「あーっとここで、クリオネ選手にペプシコーラが与えられます。焼け石に水かもしれませんが、少し息を吹き返したか、まだ視点が定まらない様子ではありますが、試合再開です。さらに一口、これはラムの方ですか?ああ、やはりキツそうだ、苦悶の表情です、クリオネ選手!」
「生姜ですね、これは。生姜の刺激によるものだと思われます。」
「いくか、あっとここでペプシコーラ。やはりきついか、なかなか進みません。チキンの方はなんとかなりますか」
「そうですね、チキンの方はなんとかいけそうですね、もともとライスは少ないので、刺激の少ないチキンをなるべくライスなしでいってですね、後半はラムの方を残しておいたライスとナンでじわじわ攻めていくしかないでしょうね」
「ラムの方はきついか、クリオネ選手、なんとかチキンを完食。ライスはほぼ残してありますし、ナンはまだ手付かず。ちょっと勝機を見出してきたか」
「依然インドカレー選手有利といった展開は変わりませんよ。クリオネ選手、手を出せてませんから。真っ向勝負は敵わないことを分かってるでしょうからね、でも一筋縄じゃいかない選手ですからね、ここからですよ」
「そうですね、リング上、インドカレー選手の周りをゆっくりクリオネ選手、回りながら突破口を探しています。まだなにかあるかもしれません、あ、クリオネ選手ちょっとだけ、円の半径が小さくなってきたか、あ、いった、いった、いった!クリオネ選手、ラムカレーに真っ向勝負!真正面から強行突破!」
「いけ!クリオネ選手!」
「これはいけるかもしれません、刺激を感じる前に完食を目指すクリオネ選手!あーっと、ここでラムカレー完食!やりました、クリオネ選手!無事完食です!長い長いブランクを乗り越えて、ここに完食!」
「いや、まだですよ!インドカレー選手、まだですよ!まだナンが残ってますよ!」
「これはやはり引き出しの多さの違いか、インドカレー選手、改めて強い!あれ、クリオネ選手、様子がおかしいですよ。どうしたんでしょうか」
「完全に止まりましたね」
「何か取り出しました。布製のエコバッグでしょうか、あれは。あっと、ここで、クリオネ選手、ナンを紙でくるんで布製のエコバッグに入れました。あ、立ち上がりましたよ。お会計でしょうか」
「ギブアップですね。事実上のギブアップですよ。」
「いやー、クリオネ選手頑張りました。残念な結果ではありましたが、これは大健闘といっていいでしょう。ですが、紙にくるんだとはいえ、直接ナンをエコバッグにですか」
「これはこれでありですよ。なんせ布製のなので簡単に洗えますし。さすがnote界でも屈指のエコバッガーとして有名なクリオネ選手。本当に素晴らしいファイトでした」
「そしてですね、試合前の駆け引きを含め、堂々と王者の強さを証明した、インドカレー選手、さすがの絶対王者と言ったところでしょうか。受けて、勝つ、まさに王者の風格を見せつける形となりました。改めて両選手に拍手を送りたいと思います!素晴らしいファイトをありがとう!」
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甘口のインドカレーを食べてみました
けっこうな刺激がありましたが、おいしくいただきました
正直なところ、今日カレーを食べるのであれば日本風のカレーにすればよかったなとは思いました。
でもね、気持ちはインドカレーに惹かれてた。
サービスで頂いたナンは食べきることができそうになかったので、家に持って帰ることにしました
今改めて考える
カレーのこと
なんで私はインドカレーを食べようと思ったんだろう。
なぜ日本のカレーじゃなかったんだろう。
スパイスとかに薬効効果があって、体が温まるんじゃないかなって、私は考えた
でもスパイスの恩恵を受けるには、刺激を乗り越えなければならない
まだ私はその刺激に十分に耐えることが難しかった
カレーに対して経験の少ない私はそれに食べてから気づいた
でもね、おそらくスパイスっていっても、一人前のカレーに入ってるスパイスの効能ってどれ程の作用があるんだろう。
ごくたまに食べるくらいじゃ意味ないんじゃないかなって思ったのね。
多分インドの方は毎日我々がカレーと呼んでる料理をいろんな形で食べていて、健康を維持してるのよね。
たまに食べる一食だけでその医食同源的な恩恵を授かろうたって、そうはインドのスパイス問屋は卸さんぞ、クリオネ!
店を出た
雨が降っていて、地面が濡れていた
雨、久しぶりだ、雨の中を歩いてる
乾季を乗り越えて雨を迎えるカエルのようにわたしは嬉しかった
クリオネとカレーの歴史
【おしまい】