スモールビジネス、マーケ施策で軌道に乗るまでに絶対やるべきこと
小さく安く細かく試す
一つ一つの施策を100点のクオリティでリリースしてはいけない。
『行いたい仮説検証に足る最低限の品質』で細かく早く出す。
見た目がダサくても検証に足るならその品質でリリースすべき。
来週より今週、明日より今日、リリースする。物理的に今日リリースできないなら『元の仕様を変え、今日できる品質』でリリースする。
人間はデフォルトで先延ばし、完璧を目指す癖がある。意識的にこのタガを外さなければならない。
1秒でも早くリリースする。
自宅家賃含む固定費を限界まで下げる
固定費を5万円下げられ、ROAS300%で広告運用できるなら毎月15万円の売上が作れる。
初期の月売上15万円はとても大きい。単に売上という意味だけでなく、15万円の売上分のユーザーの反響、データが蓄積し、改善が回る。
家賃、サブスク代、オフィス代など、限界まで固定費を下げる。
関係者を減らす
関係者が多ければ多いほど動きが鈍る。ピボットの度に社内で合意形成していては時間がかかりすぎる。
人が多いとより早く多くプロジェクトを進められる気がするが、必ずしもそうはならない。
人が多ければ多いほど高いマネジメント能力を求められ、多くのケースにおいて人が増えても×0.n分の生産性しか上がらない。
究極的には社長一人でよい。
「壁打ち相手が欲しい」「チームがいたほうが頑張れる」という人もいるが、それであっても常勤では雇用せず、知人等に単発でその都度お願いすればよい。
外注せず内製する
外注先より発注元の起業家の方がプロダクト、ユーザー、業界を理解しており、何より売上を作るために必死である。
外注するよりも内製した方が早く、安く、品質高く、施策を回すことができる。
逆にいうと、社内でまったく作れない、運用できない商材、マーケ施策は初期のフェーズは向いていないかもしれない。
もちろん、価値が社内に蓄積しない雑務、単純作業は外注でもよい。
常に仮説、ボトルネックを設定する
無闇に施策を回さず常に『検証できた仮説、できていない説は何か』『今なにを検証しようとしているか』『今最も検証を優先すべき仮説はなにか』を明らかにし、設定する。
仮説の検証が積み上がるならどれだけ施策を失敗しても前に進んではいる。前に進んでいるなら成功確率は上がり続けている。
逆に仮説検証が積み上がらないならどれだけ施策を実行しても永遠に当たらない可能性が高い。
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