サイカワ

小説と人文学と近現代芸術、そして音楽(主に電子、テクノ近辺)をこよなく愛する。愛してる…

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小説と人文学と近現代芸術、そして音楽(主に電子、テクノ近辺)をこよなく愛する。愛してるはず。

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  • 【ホビ月】感想マガジン

    【ホビ月】まとめ。 あとは様々な感想を書いたり書かなかったり。

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叫ばないのはあなただけ ─平沢進ライブ「HYBRID PHONON 2566」現地レポート

2023年9月8~9日にグランキューブ大阪で、9月17日に東京国際フォーラム ホールAで平沢進 単独ライブ『HYBRID PHONON 2566』が開催された。 すべてがつまびらかにされる前の自分に今回のセットリストを伝えたところで、たぶん鼻で笑われ一蹴されるだろう。 「そんなのありえないだろ?」と。 前段:『HYBRID PHONON 2566』への道2014年10月11~13日の3日間に渡って開催された平沢進 X 核P-MODEL『HYBRID PHONON』は、多

    • 上級者向けではない ─2023/08/14~16

      2泊3日で沖縄県・宮古島に行ってきた。 人生で2度めの沖縄上陸。初めては17歳、高校生の頃に行った修学旅行だ。 高校生のときは沖縄本島に行ったのだが、今回の連れはあえて宮古島をチョイスした。行ったことがない土地のほうがいいだろう、という考え。 結局のところ本島に比べると観光スポットや食事する場所など、圧倒的に娯楽が少ないので、ひたすら海に入るか景色を眺めるくらいしかなかったのだけれど。 島の最東端に位置する東平安名崎の「平安名崎灯台」に登った。 めちゃデカい岩石がゴロ

      • いっぱいありました ─2023/08/09

        前回の投稿から数えて4ヶ月と27日。21週と2日。149日。149日ってヤバいな。1年のほとんど1/3じゃん。1/3の神話かよ。 言いたいこと、書きたいこと、どうしようもなさすぎてここには到底書けないような出来事が身の回りにたくさん巻き起こっていました。 というわけでもなく。 平々凡々と過ぎていく時間をただただ受け入れていた。現実は小説よりは奇でない場合もあるのだ。 二階堂黎人『悪霊の館』完全版を読破してみたりとか、Googleフォトの容量がパンクしそうだったからしょうも

        • Jumpin' Jumper ─2023/03/13

          友達4人で「クロスポ」というアミューズメント施設に行った。 屋内でいろんなスポーツができる施設。ボウリング、卓球、トランポリンといった定番スポーツから、ボルダリングやアーチェリー、果ては釣り堀(しかも屋内に)というちょっと変わったものまで置いてある。 ごめん、急にはっきり言っちゃうけど、形態はほぼラウンドワンです。無料でできるアーケードゲームもたくさん置いてあったし。ジェネリック・ラウンドワン。みんなもそう思っているだろうし、まあいいんだけど。 入ったときは「まあまあ古

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          777をもぎとった ─2023/03/07

          ラッキーな回数、読まれている。 素人がごちゃごちゃ(しかも16,000字も!)書いているレポートにしては上々じゃないか。いや、それでも全然読まれていないほうだとは思うけれどなんか嬉しい。 天気がよくて風もなかったから、外で本を読もうと勇んで出た。 ここ最近外に出てもなぜか花粉症の症状が出ないので、もしかしたら克服したかも。家の中にいるときの方がくしゃみ出たりとか鼻詰まりになる。これはマジで謎。 これは桜? 梅? たぶん桜。もうそんな季節かー、としみじみしてしまった。

          777をもぎとった ─2023/03/07

          往来オーライ ─2023/03/03

          森美術館で開催中の「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」を観てきた。16時過ぎに入ったから観覧客はまばらで、ストレスフリーな鑑賞体験ができた。 ぎゅうぎゅう詰めで観るのと周囲の空間に余裕をもって観るのでは、作品への"思考"がまた変わってくるのではないかと思う。 つまり、特にこういった現代芸術によくみられるインスタレーションなどは特にそうなのだけど、その作品の周囲をぐるぐる回って、多面的に鑑賞した上で何かに気づくことが多い。製作者の主義・主張・思惑に寄り添っているか

          往来オーライ ─2023/03/03

          八つ墓村のパン ─2023/02/28

          2月の時間を凝縮している存在がいるはずだ。でなければこのスピード感の説明がつかない。もう終わるて。 ありがたいことに、また1つ歳を取ることができた。 誕生日はチョコチップスティックでお祝いするって、うちの村では決まってんだ。 もちろん嘘です。村に住んでいるってところだけが嘘。ごめんなさい、もっと言うとうちの流派はロウソクを3本立てるきまりになっているので、この祝い方は本式ではない。 これも嘘。インターネットを信じるなよ。 歳を取ったのは本当です。こればっかりは真実。かと

          八つ墓村のパン ─2023/02/28

          金を削ったり見直したり ─2023/02/25

          ゆるゆると起動。11時半ごろに自宅を出る。 目的地は高田馬場にある芳林堂書店。芦花公園(これが著者名である)氏の最新刊『聖者の落角』のサイン本が売り出されているということで買いに行った。 実は近所の書店で1冊購入してしまっているんだけれど、根っからのコレクター気質なのでやっぱりサイン本が欲しくなっちゃった。 このコレクター気質という一種の持病みたいなものを、金遣いをもう少し抑えよという気持ちがある一方、この心がけを大切にしていきたいという気持ちもあるため、脳内では常に天使

          金を削ったり見直したり ─2023/02/25

          ラブホ街の中心地で ─2023/02/22

          常備薬が切れたので病院へ。自分の受付が終わってすぐ、ドドッと4~5人が来院していたのでタイミングが良かった。診察が終わり処方箋をもらって、隣の薬局に行ったらそちらは混んでいた。なので手続きを済ませて近所の本屋で暇をつぶすことに。 原作:江坂純、漫画:凸ノ高秀『She is Beautiful』2巻が出ていたので買った。まだ読んではいない。 絵が好みで、かつストーリーの紹介文に惹かれて読み始めたんだけれどなかなか面白い。ただ全5巻と決まっているらしいのが残念。引き伸ばしてボロ

          ラブホ街の中心地で ─2023/02/22

          苦言ばかりのnoteですが ─2023/02/19

          5時に寝て8時半に起きた。出かける予定があったから。 だから電気グルーヴのオールナイトニッポンをリアタイするかどうか悩んでいた。(下記参照) 12時くらいに大学の同期・先輩と集まってボードゲームをした。7人の予定だったけれど、前日と当日に1人ずつ欠席連絡があったため5人に。スペースを借りて遊ぶ予定だったので、欠員が出ると1人あたりの金額が変動するから若干、いやかなりダルかった。 ご時世柄、敏感になるのもしょうがないとは思うのだけど、基本的に体調不良ドタキャンは9割がた嘘だ

          苦言ばかりのnoteですが ─2023/02/19

          DGANN ─2023/02/18

          どういうヘッダー画像? なんにもない1日。天気が良かったのでシーツを洗った。 マットレスに被せるタイプのシーツ(給食当番が被るゴム付きの帽子を大きくしたような形)をどうやって干すかについてかれこれ1年近く悩んでいる。最適解はまだ出ていない。 『陰摩羅鬼の瑕』を引き続き読んでいる。2/3でようやく事件が動いた(というか発生した)。これまでのシリーズのなかでも1番遅いんじゃないか…?ここから一気に解決編になだれこんでいく気配がして面白くなってきそうだ。 どうも気持ちが安定し

          DGANN ─2023/02/18

          自分を騙す123 ─2023/02/14

          一日じゅう気が滅入ってしまってダメだった。 原因は分かっていても対処できないタイプのものだったのでなんとも。 こういう場合、音楽を聴いているか、読書をするかしないと余分な思考が頭の中をグルグルしてしまう。この場合、小説は特にジャンルを問わないのだけれど、音楽に関しては聴くジャンルが完全に決まっている。Dead Or AliveみたいなHi-NRGとか、イタロ・ディスコなんかが良い。 自分の中でこういった音楽は向精神薬のような役割を持っている(DOAは歌詞的にはゴス風味でヘ

          自分を騙す123 ─2023/02/14

          訪京行脚(冬) ─2023/02/9-10

          肉の日のなかでも最上位で「肉」を表している2月9日、僕は東京駅の新幹線発着ホームにいた。 けして、こだまが好きなわけではない。 それなりに(この場合の比較対象はのぞみなどではなく深夜バス・飛行機)早く着くことができ、かつ安い交通手段として、最近ではもっぱら新幹線「こだま」を使うことが多い。こいつ、新幹線のくせに”各駅停車”なので、一般には「こんな駅、誰が使うんだよ」とイジられがちな駅(駅名は名誉のため伏す)にも停まるのだ。 「好きでこだまを選んでいるわけではない」と前段

          訪京行脚(冬) ─2023/02/9-10

          世界のルールを知りたい ─2023/02/07

          コメダ珈琲のミルクたっぷりアイスコーヒー。 私は「ちょっとだけ重い」こと、例えばiPhoneの純正メモに書き留めているものを他アプリに移行するとか、りんごの皮むきとか、レシートを家計簿に入力したりだとか、そういった行動を先延ばしにしがちだ。 これは全人類がそうであると信じたい。いや、信じさせて欲しい。 ほんの少しだけ自分を鼓舞して「エイヤ」と腰をあげてしまえば惰性で動けるうえに、先延ばしにしたってなんにもいいことがないんだから。それでもなお腰をあげずにどこか居直ってさえい

          世界のルールを知りたい ─2023/02/07

          フラペチーノのはらわた ─2023/02/01

          月並みな話なのだが、もう1年の12分の1が終わってしまった。 何も手についていない。いい加減にしたい。 スタバの新作を飲んだ。およそ読書のお供にするには高カロリーすぎる飲料だ。カフェに腰を据えて仕事をしたり趣味の作業をする人たちの手元にある飲み物はブレンドコーヒーである場合が多い。でも自分の手元にあるのはめちゃくちゃ甘そうなショコラ色をしたフラペチーノ。なんだか妙にアンバランス。 もちろん自分が甘党であるがゆえのチョイスなのは間違いないんだけれど、それよりも「量」が第一の

          フラペチーノのはらわた ─2023/02/01

          高橋幸宏に魅せられて

          高橋幸宏が好きだ。氏の長いキャリアから見たら、自分が追い始めた年月はほんのわずかな期間なのだけれど、音楽、ファッション、人となり、様々な面で初めて「こういう人になりたい」と思わせられるほどに魅せられた、そんな素敵な男性だ。 幸宏さんに出会ったのはご多分に漏れず、YMOからだった記憶がある。 Yellow Magic Orchestraの名前はもちろん知っていたけれど、当時「テクノといえばP-MODELでしょ」と平沢進やその周辺に傾倒していたので見向きもしなかった。 数年後

          高橋幸宏に魅せられて