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残された時間


今夜は少しコワい話を書きます。

といっても、ホラーの類じゃないです。


「『超』整理法」という本があります。文字通り、整理・整頓のノウハウ本なのですが、僕の人生を変えてくれたと言っても過言ではない一冊です。カタい見た目ですが、メチャ面白いです。



この本がちょっと変わっているのは、書類の整理に特化して書かれているところと、そのやり方がものすごくシンプルなことです。この本については、また改めて詳しく書こうと思います。

今日取り上げるのは、この本の続編にあたる「続『超』整理法・時間編」です。



この本も痛快です。副題にもある通り、時間の管理・使い方について書かれた本です。25年以上も前の本ですが、現代でも十分使えます。

この本の冒頭で、時間を管理するためには時間を可視化することが大事だと書かれています。例えば、「TO-DOリストを作って、一日の仕事を一覧できるようにする」、「2か月分くらいのスケジュールを一覧できるよう紙に書いてみる」など。正直、これらは他の本にも書いてありそうなノウハウです。


ここからが、今日の話のミソです。


この「時間の可視化」を、人生スパンで行うとどうなるか。


それが、コレです。



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西暦と自分の年齢を10年ごとに区切ったものです。

※赤字で書いてある部分が2箇所あります。最初の1箇所目(60歳)は会社の定年、2箇所目(81歳)は現在の日本人男性の平均寿命です。


今年、僕は38歳なので、81歳で死ぬとしたら、残りあと43年。

その現実を可視化したのが、この表です。

ここでは出しませんが、自分の家族のものも作りました。これらを並べてみると、自分に残された時間が鮮明に姿を現します。

そして、この表は、以下の事実を静かに語りかけてきます。



人はいつか、死ぬ。



僕もいつか、死ぬ。



このことを肝に銘じて、1日1日を大切に生きる。

自分がやりたいことを、残された時間の中でやりきるために。



では、また明日!




追記:この「人生の可視化」は、この本を読んでからいつかはやってみようと思っていたことでした。だけど、なかなかできなかった。作業自体は5分もかからないことなのに。

その理由は、自分に残された時間を直視するのが怖かったからです。言い換えると、「人生、いつか本気出せばいいや」モードを、なかなか止められなかった。

今夜、長年の宿題を一つ、クリアできました。

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