文徒インフォメーション vol.148

Index------------------------------------------------------
1)【Book】「エドワード・サイード ある批評家の残響」は薄い本だが、中身は濃い
2)【Publisher】月刊誌「レコード芸術」をオンラインメディアとして再生へ
3)【Advertising】三菱UFJ銀行のWebCMから大谷が消えた理由
4)【Digital】昔から口は禍いの元というが、SNSもまた禍いの元である
5)【Magazine】論壇誌三誌は雑誌らしさを欠如させている
6)【Marketing】動画の倍速視聴があたりまえになったときの番組演出はどうなる
7)【Comic】平凡社も漫画で勝負に出た
8)【TV, Radio, Movie, Music & More】山田太一を生み出すことが実はテレビを豊かにすることだ
9)【Journalism】香川・岡山のTV報道記者・山下洋平のポストが目に留まった
10)【Person】読むことを手放した輩に出版の未来を語る資格などない
----------------------------------------2024.3.25-3.29 Shuppanjin

ここから先は

28,440字
デイリー・メールマガジン「文徒」はマスコミ・広告業界の契約法人にクローズドで配信されている。2013年より月〜金のデイリーで発行し続けており、2021年6月で通巻2000号を数えた。出版業界人の間ではスピーチのネタとして用いられることが多く、あまりにも多くの出版人が本誌を引用するせいで「業界全体が〝イマイ社長〟になっちゃったね」などと噂されることも。

マスコミ・広告業界の契約法人に配信されているクローズドなデイリーメールマガジン「文徒」をオープン化する試み。配信されるメールのうち、出版・…

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?