米農家はやめとけ?需要・将来性をデータとイラストで可視化してみた【市場分析】
どもー。
分析太郎です。
色んな仕事の将来性を
分析しています。
今回は米農家の
市場分析レポートです。
仕事の将来性を把握する上で
市場分析は必要不可欠です。
起業するにせよ転職するにせよ、
将来性を把握しておかないと、
キャリア選択で痛い目を見ます。
なので分析太郎が、
データとイラストを駆使して、
将来性を分析しました。
それでは、見ていきましょう。
【※】
こちらの記事は1件購入ごとに
300円値上がりするよう
設定されています。
おかげさまで、
記事の総購入数が125件を超えました。
値上がりして閲覧不可になる前に、
早めのお買い求めがお得です。
米農家の将来性
まずは需給バランスを理解する
前編では、米農家業界の
将来性を確認していきましょう。
その前に、需給バランスについて説明します。
世の中には様々な市場があり、
その中でお金が取引されています。
そして市場の中には、
供給(事業者)と需要(お客様)が
存在します。
これらを釣りで例えるなら、
市場=釣り堀
供給=釣り人
需要=狙っている魚
と言えます。
そして、需要と供給にはバランスがあります。
イラストにするとこんな感じです。
本レポートでは、
米農家市場が4つのうち
どこに分類されるかを、
行政機関と業界団体のデータを
フル活用して考察していきます。
それでは、本題に話を移しましょう。
米農家市場の供給の推移
それでは、米農家市場の
需給バランスを確認しましょう。
まずは供給から確認します。
お米の供給者といえば、
まずはお米を作っている
米農家さんでしょう。
彼らが増えているかどうか、
確認してみましょう。
グラフを作成しました。
米農家さんは減少傾向でした。
それにしても勢いがすごいです。
人数がこれだけ減ってる分、
一経営体あたりの耕作地面積は
拡大しているようです。
グラフを作成しました。
ですが、お米の収穫面積は
年々減少しているようです。
グラフを作成しました。
55年間で63.1%減少です。
農家戸数ほどではないですが、
こちらも減っている状況です。
農家の数も農地面積も
減少しているので、
お米の国内生産量は減少しています。
グラフを作成しました。
なるほどなるほど、
米農家さんは減っているんですね。
では、
新しく農業に従事する人は
どれくらいいるのでしょうか。
農林水産省は
様々な制度を設けて、
新規就農者を増やす取り組みを
しているようです。
これだけ減ってますからね、
増やさないとまずい気もしますが…。
果たして、効果は出ているのでしょうか。
新規就農者の推移をグラフにしました。
毎年50,000~60,000人ほど
新規就農者がいるようですが、
推移としては減少傾向にあるようです。
2022年は50,000人代を切り、
45,900人という結果になりました。
恐らくコロナの影響でしょうが、
減っていることには違いありません。
何だか色々減少してますね…。
このような状況で思い出されるのは、
1993年に起こった「平成の米騒動」です
(まだ僕は生まれてないですが…)。
先ほどのグラフでいえば、ここに当たります。
その当時は、
緊急で外国からお米を輸入し、
翌年・翌々年が豊作だったため、
何とか事なきを得たようです。
ですが、
米農家市場における供給力が
ここまで縮小しているとなると、
米騒動どころの騒ぎではなくなります。
それに、お米に限らず農業の世界は
高齢化がかなり激しいです。
表を作成しました。
2020年農家の平均年齢は67.8歳。
さらに、70歳以上の方が過半数を占めるんです。
僕らは、おじいちゃんおばあちゃんにお米を
食べさせてもらっているんですね。
感謝しないといけないですね。
ごめんなさい話がそれました。
供給のデータを
簡単にまとめると、こうです。
・米農家の数は減少傾向
・お米の収穫面積も減少傾向
・お米の国内生産量も減少傾向
・新規就農者も減少傾向
・農家の高齢化により更なる減少が予測される
つまり、米農家市場における供給力は
縮小していると考えてよさそうです。
従って現時点では、
先ほどの四分類では
このどちらかに分類されるのでは
ないでしょうか。
では、需要はどう
推移しているでしょうか。
確認していきましょう。
米農家の需要の推移
それでは、
米農家市場の
需要がどう推移しているか
確認していきましょう。
ただ実は、もう既に
需要がどう推移しているかの
ヒントが出ていました。
それがこちら。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?