特筆すべきものは無い。だが、それが良い。70点満点で65点『ロスト・フライト』【映画レビュー 】
★★★☆☆
鑑賞日:12月1日
劇 場:109シネマズ名古屋
監 督:ジャン=フランソワ・リシェ
主 演:ジェラルド・バトラー
本当は『ナポレオン』を見るはずだった。
だが、金曜日の21時。私は疲れていた。
上映時間158分。
監督リドリー・スコット、主演ホアキン・フェニックス。
あの暴君ナポレオンの物語だ。
文字通り重厚頂戴。
1週間働いた私の身には重い。
重すぎる。
よし、ナポレオンは体力がある時にしよう。
もっと安心して見られる映画にしよう。
目星を付けたのが、本作『ロスト・フライト』(原題 Plane=飛行機)。
ジェラルド・バトラー主演のサバイバルアクション。
上映時間107分。
これは間違いない。
恐らく、まあまあ面白そうだ・・・。
果たして、これが予想通りにそこそこ良かった!
何か新しいものなどは無い。
予告を見て予想されるストーリーがそのまま展開されるだけだ。
来年にはこの映画の存在を忘れているかもしれない。
ただ、そういった映画が存在しても良いのではないか。
見ている間だけ楽しめればいい。
すべての映画が大傑作である必要はない。
この夜少しの満足を得られた。
それで良い。
(text by President TRM)
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