まさかの爆笑に次ぐ爆笑、今年一番笑った『コカイン・ベア』【映画レビュー】
★★★★☆
鑑賞日:10月5日
劇 場:伏見ミリオン座
監 督:エリザベス・バンクス
出 演:ケリー・ラッセル、ブルックリン・プリンス
コカイン・ベア。
出落ちのようなタイトルであるが、実際に見てみると本当にそれ以上でもそれ以下でもない。
コカイン・ベアはコカイン・ベアだったのだ。
映画としてはサメ映画的な動物パニックと思いきや、ほぼ完全にコメディであった。いや、ここまで爆笑するとは思わなかった。
声を出して笑ったレベルでは今年一番かもしれない。
とりわけガチで腹がよじれる程、笑ったのが救急隊が駆け付ける一連の流れ。
デペッシュ・モードの「Just Can't Get Enough」に合わせて追いかけてくるクマから逃走するシーン。ここは必見。
ちなみに、本作の製作には『スパイダー・バース』や『レゴ・ムービー』でお馴染みフィル・ロードとクリストファー・ミラーのコンビが関わっている。道理で面白い訳だ。
本作が遺作となった名優レイ・リオッタ。
この作品が最後で本当によかったのか・・・(演技は最高!)
上映時間は95分と最近の映画としては短く、とても見やすい。
おススメです!
(text by President TRM)